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『FFXIV』と装備が好きすぎて、ファンサイトを立ち上げた光の戦士(エレメス)の偉業――そのサイトの名前は『FF14 装備手帳』、ページ数は約3500でSS総数は45000枚以上!?

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冒険の終わりは見えない。なぜ『FFXIV』をプレイし続けるのか?

──では、次の質問を。『FFXIV』をプレイし続ける理由、原動力はなんでしょうか。先ほどのお話でも「やめる時が来ても見返せるように」と仰られていましたが、今のところ、その時は来ていませんよね。

Chiyo氏:
 一番は「楽しい」からでしょうか。新しい遊び方もコンテンツも追加されていますし。本当に私個人の話になりますけど、子育て中で身動きが取りにくい時でも、『FFXIV』の中ならどこにでも行けるし、色々遊べたので、家にいても凄く楽しめたんです。それが続いているというのもあるし、デイリーとかウィークリーをコンプリートしたくなるタイプなので……(笑)。

──あっ。なるほど……。

Chiyo氏:
 生活の一部に組み込まれちゃってるというのもあります(笑)。「今日はどのルレから回そうかな?」とか。

 きちんと回さなくてもいいんですけどね。分かってはいるんですが、でも回したいなって(笑)。まんまとハマっちゃってます。

──逆にモチベーションが下がった時期はありましたか?

Chiyo氏:
 本当に、素直に正直に言うと……。ジョブ調整でモチベーションが下がることは結構……。

──どのゲームでも変わらないんだなぁ……。

Chiyo氏:
 やっぱり自分の好きな、思い入れのあるジョブが「ちょっと、アレ?」みたいな感じになっちゃって、高難易度コンテンツのパーティーに入りにくかったり、他のジョブに着替えなきゃ……みたいなことがあると、下がるキッカケにはなるのかな……。

 ただ、今までも修正で良くなっていくのを見てきているので、昔は不満に思っていたんですが、今は静かに「次のアプデを待とう…!きっと良くしてくれるはず…!」って思いながら(笑)。パッチノートが出たらワーッて見て(笑)。

──オンラインゲームあるあるですよね。なんか安心します(笑)。

Chiyo氏:
 紅蓮が出た時から赤魔道士が好きなんですが、場合によっては、少しパーティーに入りにくいような時もあって。

──そういう時の気分転換じゃないですけど、赤魔道士以外に使うジョブってありますか。

Chiyo氏:
 ヒーラーが多いですかね……? 赤魔道士が来る前は学者をメインにしていたので、学者、賢者、白魔道士とか。占星術師はカードを回すのが私的には忙しくて、手がワー! ってなっちゃうのであまりやれていなくて……(笑)。DPSは踊り子とか、タンクは戦士とかかな? でも60%くらいの完成度でやってます(笑)。

──60%はウソな気がしますが、ひとまず置いておいて(笑)。心は赤魔道士ですもんね。

Chiyo氏:
 赤魔道士、赤魔道士です!

──ゲーム内でとくにお気に入りのコンテンツはありますか?

Chiyo氏:
 やっぱり、になるかなぁ……と思います。

──その発言は「ゲームが苦手」と矛盾する気もしますけども。

Chiyo氏:
 なんででしょうね? 『FFXIV』の高難易度はできる……んですよね。ミストドラゴンはようやく倒したんですけど(笑)。

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──私もいつか「絶がお気に入りです」って言ってみたいです。

Chiyo氏:
 あはは(笑)。みんなで何日にも渡って長時間、長期間やるんですけど、現実の“会社の人”とか“ママ友さん”とかの「何かに属している人たち」というより、「同じ趣味の人たち」という認識なんです。そのフレンドさんからも、私が親だったり、どういう仕事をしているかというのは関係なくて、「Chiyo Asakura」っていう人と遊んでるって思っているので。そういう人たちと色々な話をしながら1日2時間、一緒に遊ぶわけです。

──「コンテンツが好き」なのもあるし、「コンテンツをプレイする時間が好き、環境が好き」というのもある感じ。

Chiyo氏:
 そうですね。その時間とか環境も好きです。

──フレンドってどうやって作りましたか?

Chiyo氏:
 えぇ、え、えぇ……。なんですかね?どうやって作ったのかなぁ?

──イジワルな質問で申し訳ないんですが(笑)。

Chiyo氏:
 「好きなコンテンツをトコトンやる」……とか?ですかね?

──コンテンツ中に出会いがあるという感じですか。

Chiyo氏:
 そんな気がします。そんなに自分の好きじゃないコンテンツをやっていても、お友達とは少し付き合いにくい。でも、自分がのめり込んでいるようなコンテンツだと、いろいろな話題に対して「あ!分かる~!」みたいな感じで。

──“共感”じゃないですけど。話が合う、近い価値観を持っているって大事ですね。

Chiyo氏:
 はい。共通の会話がしやすくなるし、楽しいかなって。私も「絶が終わると、また次の絶のお誘いをもらう」とかありますし、スクリーンショットが好きとか、装備が好きとか、ミラプリが好きとか、“知り合ったお友達のお友達”みたいな感じで増えていく気はしますね。昨日もそんな感じで色々な方とお友達になったかも……?

──かも、ですか?

Chiyo氏:
 私が勝手にお友達って思ってるだけかもだけど、「また遊ぼうね」って言ってくれたので!(笑)。

──それは紛れもなく友達ですよ。

Chiyo氏:
 なら嬉しいですね(笑)。昨日はミラプリのために再生編零式4層に行こうっていう集まりがあって、そこにお邪魔したんです。零式やるのも初めてという方もいたりして。
 でも、みんなカワイイミラプリしてたので「めちゃくちゃ参考になるな!」とか思いながら見てました(笑)。そんな感じで「自分の好きなように遊ぶ」のがいいのかも。そしたらお友達ができるかも!……凄い無責任なコトを言ってる気がします(笑)。

──無責任ではないですよ(笑)。今までのゲームプレイ中で、「これは!」というようなエピソードはありましたか?

Chiyo氏:
 本当にいっぱいあるんですけど、暁月のメインクエストを進めている時だったかな? サイトを見てくださっている方が「サイト見てます!」とか「応援してます!」ってTellで送ってくださったり。当時はTonberryが過密サーバーだったので、Tonberryで進められない方たちがGungnirにも来られていたんです。その方たちが英語でメッセージを伝えてくれたりもしました。

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──めっちゃイイ話じゃないですか。

Chiyo氏:
 「このサイト本当に見てる人いるんだぁ~!」って(笑)。

──英語でメッセージを伝えてくれた方がどの国籍かは分からないですけど、恐らく海外からもアクセスがあるってことですよね。

Chiyo氏:
 写真がメインで文章が少ないので、もしかしたら日本語が分からない方でも見やすいのかなとは思ったりします。

──確かに。本当に“装備”手帳ですもんね。旦那さまも『FFXIV』プレイヤーとお伺いしているのですが、ご一緒にプレイされたりはするのでしょうか。

Chiyo氏:
 全然遊ばないんです。彼はログインからログアウトまでフロントラインをやっていて(笑)。同じPvPでもクリコンは行かないので、本当にフロントラインだけですね。ここ4年間くらい、毎日フロントラインをやっています。デイリーのルーレットやるために誘ったりすると「うん」って来てくれるんですけど、それが終わると「はい!解散!」みたいな。

──フロントラインに戻っていくと。最早「帰っていく」という表現のほうが合っている気もしますが(笑)。お二人で遊び方がまったく違うんですね。

Chiyo氏:
 なので、私が装備を集めていても手伝うとかは一切ないです。実装されたばかりのシラディハ水道は一緒に行ったんですが、それくらいかなぁ……。もうフロントライン、永遠にフロントラインしてる(笑)。

──対人戦が好きなんですかね……?

Chiyo氏:
 対人戦が好きというわけではなさそうなんです。今でもよく分からないんですが、フロントラインが好きなのかなぁ……?と思って見てます(笑)。

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──なるほど(笑)。Chiyoさんご自身はどのようなスタイルで『FFXIV』をプレイされているのでしょう?

Chiyo氏:
 だいたい夜の時間で、寝るまでということが多いです。2時間は固定の時間で、それにルーレットとかのデイリーをする時間があるので、けっこう遅くまでやっています……。次の日、仕事がお休みの日だと朝の4時とかまでやっちゃってますね……。

──それで家事も育児もされているのが凄すぎる。リアル光の戦士じゃないですか。

Chiyo氏:
 ゲームが終わった後のお喋りも楽しくて……。

──分かる。何ならゲームプレイじゃなくて喋ってる時間の方が長かったりしますよね。

Chiyo氏:
 そうなんです(笑)。

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ライター
『アマガミ』に脳を破壊された結果、フリーランスライターに。FPSやTPSをメインに遊ぶトリガーハッピーだが、ノベルゲーやレトロゲーも好む雑食ゲーマー。美味しいご飯とお酒もゲームと同じくらい好き。
Twitter:@Shiki_Natsugami

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