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無課金でもリセマラなしで、いきなり実践級のデッキが組めちゃってヤバい。『遊戯王 マスターデュエル』のシステムが良心的すぎたので、初心者でもすぐにデュエルできるオススメデッキを紹介してみる

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「今環境で強いデッキ教えて!」という『遊戯王』復帰勢向けのオススメ情報

 さて、ここまで『遊戯王』初心者の方向けにデッキの組み方やオススメのカテゴリを紹介してきましたが、ここからは『遊戯王』経験者や復帰勢の方向けの情報を紹介していきます。「オンラインで無料ならやってみたいけど、数年のブランクがあるから今何が強いのかわからない」となる方もいらっしゃることでしょう。

 実は今の環境は、今までにないレベルで群雄割拠しています。2013年、【征竜】VS【魔導書】の世界大会を見てきた方からすると到底信じられないかもしれませんが、今は100人大会に出たら20種類のデッキが名乗りを上げるぐらい、環境は混沌を呈しています。

 そして、期間限定のセレクションパック『ストルワート・フォース』にはここ数年で活躍したデッキのキーカード(特にUR)が多く収録されていますので、ここから手を付けてもいいかもしれません。
 ここに乗っているカテゴリは公式サイトのデッキ一覧にデッキリストが公開されているので、参考にしながらデッキを組んでみてもいいと思います。

無課金でもリセマラなしで、いきなり実践級のデッキが組めちゃってヤバい。『遊戯王 マスターデュエル』のシステムが良心的すぎたので、初心者でもすぐにデュエルできるオススメデッキを紹介してみる_020

 ただし、【ヌメロン】に限ってはキーカードの『SNo.0 ホープ・ゼアル』の禁止に伴い【ヌメロンワンキル】という違った方向のデッキになったのでご注意を。

 ところで、『マスターデュエル』での禁止カードについては、遊戯王OCGで2022年1月から適用されている『リミットレギュレーション』とは異なっています。
 具体的には、昨年7月には禁止になっていた『十二獣ドランシア』等が制限のままだったり、逆に制限のはずの『盆回し』が禁止になっていたりします。『遊戯王OCG』とは異なるリミットレギュレーションを適用していくのかは気になるところです。
 そしてカードプールは海外未収録カードの関係もあるのか、昨年の7月頃で止まってるようです。更新が楽しみですね。

『遊戯王』現役プレイヤー向け、『汎用カード』の話

 最後に、『遊戯王』現役プレイヤー向けの情報を紹介しましょう。
 『遊戯王』には「大会に出るなら3枚必須」と言われるレベルのカードが多数存在します。特に多いのは手札から捨てて発動するいわゆる手札誘発、特に『増殖するG』『灰流うらら』が代表的でしょうか。こちらのレアリティ、なんとURです。

 採用率を考えれば当然と言えば当然のレアリティなのですが、なんと本稿執筆時点(2022年1月22日)では『シークレットパック』に収録されていません。6750種類ある『マスターパック』から引くか、自分で生成するかの2択となっています。

 また、よく使用される『〇〇な壺』シリーズもほぼSRで、同じく『シークレットパック』未収録です(ストルワート・フォースに収録されている『強欲で貪欲な壷』とストラク『リ・コントラクト・ユニバース』に週力されている『貪欲な壺』を除く)。

 他にも『抹殺の指名者』『墓穴の指名者』といった大会プレイヤー御用達カードから『スキルドレイン』といった汎用性の高いカードは大体『シークレットパック』未収録です。一度生成すれば一生全てのデッキで採用できるのはわかっているのですが、やはり若干躊躇してしまいますね。

 ある程度ランクマに潜ってみたのですが、初期ランク・ビギナーをあがった直後のブロンズ帯で当然のように『増殖するG』を投げつけられ、『灰流うらら』でサーチを止められたので、上位のランクに行けば行くほど紙の『遊戯王』環境に近づいていくと思われます。
 いっそのこと最初から心を鬼にしてUR/SRを分解し、汎用カードを揃えてしまったほうが高ランクを狙いに行きやすそうです。

まとめ:『遊戯王』にちょっとでも興味があれば、間違いなく始めたほうがいい!

 最初に『マスターデュエル』の情報を見たとき、正直に言えば「1万枚のカードをどうやってパックで販売するんだよ!」「初心者にいきなり1万枚ドーンって出しても理解する前にやめちゃうんじゃないか?」と思っていました。
 そしてサービス開始してみると、「まさかの6750種全部入りの闇鍋状態」で若干困惑したのも事実です。

 ただ、『シークレットパック』のシステムは、かなり画期的だと思いました。何も知らない初心者にとっては新しいデッキを見つけるきっかけになり、復帰勢・現役プレイヤーにとっては組みたいデッキのパーツが纏まって収録されているため、とにかくデッキを組みやすい。

 そして、既プレイヤーの私にとって『シークレットパック』解禁時のサプライズ感は凄まじかったです。
 実際『マスターパック』を開けて『シークレットパック』が出た時「うわああああ『インヴェルズ』だ懐かしい〜!あ~こっちは『森羅』だ~すっげー!」となったので、すごくいいシステムだと感じました。

 それにくわえて、『デュエルパス』と『デイリーミッション』の報酬面もなかなか太っ腹な仕様。

 『マスターデュエル』にも、デュエルをすればするほど報酬が貰える『デュエルパス』が実装されており、報酬が豪華になるゴールドパスも販売されています。
 この手のパスは有償ジェムでしか購入できなかったり、無償ジェムでも高額な場合が多いですが、『マスターデュエル』は無償ジェムで購入できる上にたったの600ジェムと、ゲーム開始直後に配布された無償ジェムで購入できちゃいます。

 1日の獲得上限もなく、すでに完走しているプレイヤーも見受けられました。UR/SUのポイントが多く獲得できる上、完走すると600ジェムが戻ってきます。
 『マスターデュエル』をやりこむつもりの方はもちろん、どれぐらいプレイするかまだわからない方も、後から購入すればそれまでの報酬は手に入ります。いずれにせよお得なことしかないので、ゴールドパスは購入することをオススメします。

 『デイリーミッション』は「特定の種族だけを使え!」というような、資産がないと達成が難しいミッションがないのも素晴らしい。複数のデッキを用意できない初心者やカジュアル勢はもちろんのこと、ガチ勢もミッション達成のためにわざわざデッキを変更する必要がないのは、ストレスフリーなことこの上なしです。

 このように、『マスターデュエル』は初心者から既存のプレイヤーまで楽しめる要素が山盛りです。少しでも『遊戯王』に興味のある方は、この機会にぜひプレイしてみてください!

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ライター
新人動画担当スタッフ。音ゲーとカードゲームが好きで電脳世界では自作モデルで『Beat Saber』、リアルでは自作コスプレ衣装でデュエルめぐりすることが目標。
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

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