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120fpsでゲームが動くなら、120fpsで録画したい。そうでしょ? というわけで、120fpsで録画できるキャプチャーボード「GV-USB3/HDS」を試してみた

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 PlayStation 5やXbox Series X/Sなど新世代機の登場により、「120fps」【※】で動作するゲームが徐々に発売されはじめた。『コール オブ デューティ ヴァンガード』『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』といったタイトルがまさにそれである。

※fps
1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位。1秒間あたりのコマ数をもとに算出され、60fpsでは1秒間に60枚の画像が含まれていることを意味する。120fpsでは、1秒間に120枚の画像が含まれており、動画として見たときによりなめらかに見える場合が多い。

 とはいえ、フレームレートなんて60fps出ていれば十分……そう考える人も多いだろう。しかし、ちょっと待ってほしい。「120fps」ですよ。60fpsの2倍ですよ!?
 ゲーマーなら、「60fpsの2倍なめらかな世界」で一度は遊んでみたいと思いませんか!?

 ……これだけならただのロマンかもしれないが、実際アクションゲームや格闘ゲームなら「120fpsで録画できる」ことには実用的な利点がある。
 筆者はしばしば「技やアクションの発生フレーム」を調べ、その成果をゲームの攻略に活かしたり好奇心を満たしたりしているのだが、120fps出るゲームを60fpsモードで録画するのはあまりにもったいないだろう。
 特に最近では、筆者の好きな格闘ゲームジャンルの一部作品が120fpsに対応したということもあり、そろそろキャプチャー環境を整えなければと感じていた。

 そこで良い製品はないだろうか……とじたばたしているときに見つけたのがI-O DATA(アイ・オー・データ機器)の「GV-USB3/HDS」である。

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GV-USB3/HDS

※I-O DATAさんに「GV-USB3/HDS」を使用して撮影いただいた、120FPSと60FPSのゲーム画面の比較動画。スローになると、120FPSのなめらかさがはっきりとわかるだろう。

※なお、記事執筆時点ではYouTubeに120fpsの動画をアップしても自動的に60fpsに落とされてしまう。そのため、スロー再生以外では違いがわかりにくいものとなってしまう点はご了承いただきたい。

 本機はゲームをプレイしながら最大4K30fps/2K(1920×1080)120fpsの録画が可能。
 HDR・120fps録画対応というスペックは、最新のゲームハードスペックを見越したものになっていると考えられる。現行のキャプチャーボードで4Kや120fpsをサポートしたものというのはまだまだ少ないのだ(この機種を買う前にも120fps録画が可能なキャプチャー環境を構築していたのだが、その際は相性問題などで満足な録画を撮るに至らなかった)。

 そして、1ヶ月ほど「GV-USB3/HDS」を使用してみたところ、「実に良い」製品であることがわかってきた。本記事では、そのレビューをお届けする。

文/浅葉たいが
編集/実存


120fps対応かつ、使いやすい一台。今買うなら本機をお勧めします

 本機の最大の魅力は、その使いやすさにある。PCにUSBで接続し、付属ソフトの「 I-O DATA HD Mix Capture」をインストールして、あとは手持ちのゲームハードをHDMIケーブルでつなげるだけ。
 そして、本機の場合、付属ソフトが実に使いやすい。特に設定を変えなくても、ある程度最適な解像度で録画してくれるうえ、設定変更をする場合も直感的な操作で行えるのが魅力だ。パソコンの操作がある程度できる方であれば、キャプチャーボードを使うのが初めてでも問題ないだろう。

 120fpsやHDRといった本機のスペック面の醍醐味となる撮影も難しさはまるでなく、設定変更をしなくても入力された映像が120fpsであれば120fpsで録画しようとしてくれる。HDRについては、「I-O DATA HD Mix Capture」内のチェックボックスでオンオフが可能なため、こちらも実に扱いやすい。

 ゲームキャプチャーや、ゲーム実況に慣れた方であれば、録画や配信は「OBS Studio」「Xsplit」を使えばいいと考える方もいるだろう。これらのソフトは設定によりさまざまなシチュエーションに対応できるため、確かに便利である。

 しかし、さっと写真や動画を撮りたいという場合は、キャプチャーボードのメーカーが作った付属ソフトの手軽さも見逃せない。「 I-O DATA HD Mix Capture」は配信には対応していないが、録画やスクリーンショットなら実にレスポンスよく動いてくれる。【※】

※ちなみに筆者は、ゲームの動画やスクリーンショットを撮影する場合は付属ソフトの「 I-O DATA HD Mix Capture」、配信時は「OBS Studio」という形で使い分けている。撮影用の設定を I-O DATA HD Mix Captureに設定しているので、使い分けにも適しているのだ。

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こちらが録画ソフトの「 I-O DATA HD Mix Capture」。操作が実に簡単なので、キャプチャー初心者にもおすすめ。

 なお、本機にはパススルーのHDMI OUT端子がついており、ほぼ遅延なしに4K60FPS、2K120FPSでの出力が可能。そのため、ゲーム配信を行うことも十分可能だ。しかも、本製品には「Xsplit」のプレミアムライセンス版を2ヶ月分無料で使えるクーポンも付属しているので、購入すればすぐに配信を始められるようになっている。

 これら付属ソフトに加えて、一部機能制限があるものの、CyberLink社製のビデオ編集ソフト「PowerDirector 18 for I-O DATA」も付属して2万円台という実売価格も嬉しいポイント。

 この価格で、信頼感のあるI-O DATAのキャプチャーボードと、それを簡単に操作できるソフト、編集用ソフトに加え、配信用ソフトまで手に入るのだ。ゲーム実況動画を作りたいという方にはうってつけの商品であることは間違いない。

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新世代機との相性は……?

 本機のスペックを見て、PlayStation 5やXbox Series X/Sといった新世代機との相性が本当にいいのだろうかと思う方もいるだろう。筆者も実はそうだった。
 本機の場合、120fpsで録画できる最大解像度が1920×1080となっており、新世代機の標準になりつつある4Kで録画を撮る場合には30fpsの録画となる。筆者のような「120fpsで録画して、アクションの発生速度を調べたい」という場合はともかく、「配信や録画をする場合は新世代機のスペックを活かしきれないのでは」と考えるのは自然なことだろう。

 しかし、実際に使ってみたところ、標準的な画質での映像記録、および配信を考えるのであれば、選択肢として十分すぎるほど「アリ」な製品であることがわかってきた。

 というのも、新世代機であるPlayStation 5やXbox Series X/Sは、HDMI2.1で接続することで、一部ゲームの4Kや120fpsのゲームプレイが可能になる。しかし現状ではHDMI2.1に対応したゲームモニターやテレビが徐々に出始めたばかりで、それを録画するキャプチャー機材となるとまだまだこれからの段階である。
 さらに、「4Kと120fpsを同時に満たせるゲームソフト」というのも実はかなり少ない。実は、執筆時点(2022年2月)では「120fps動作の場合は解像度を落として表示する」作品がほとんどなのだ。このことを念頭に置くと、「あれ、本製品で意外と足りてしまうのでは……?」という感覚になってくる。

 しかも、もし仮に4K120fpsのゲームがあり、その映像を録画できる機材を使ったとする。この映像は、保存・観賞用としては美麗な映像を楽しめるだろうが、配信や動画投稿を考える場合は話が変わってくる。
 4K120fps動画を気軽に投稿できるプラットフォームが主流になるにはまだしばらく時間がかかると思われるからだ。撮影したものの、披露できる場が少ないという課題は今後も続くだろう。【※】

※YouTubeやTwitchなどの動画配信サイトでは、120fpsでプレイしても配信時に60fpsまで落とされてしまうパターンが多い。しかしながら、本機はパススルー出力が120fpsに対応しているため、ゲームプレイ自体は120fpsを保つことが可能だ。
また、いわゆる「魅せプレイ」シーンを切り抜いたりする場合はフレームレートが多いほうが素材としても活用しやすい。

 あくまで画質とフレームレートの両方に最大限までこだわりたいという方は、この製品のターゲットではないかもしれないともいえる(そしてそういう最高の環境を求めたいユーザーがいることもよくわかる)。
 しかし、4K60fpsで録画できるキャプチャーボードは、徐々に発売されてきているものの、現状ではかなり高額なものが多いのも事実。そう考えるとこの価格で、4K60fps・パススルーで新世代機のプレイを保証し、録画は1920×1080までなら120fpsで撮影できるというスペックは見事なところを突いてきたとも考えられる。

 筆者は本製品を購入し、デスクトップPCにつないでいたキャプチャーボードを本製品に入れ替えてみた。
 筆者の環境では、HDMIスプリッターで複数のゲーム機を接続して2入力へと分けている。その片方の入力をゲーミングモニターに、もう片方を「GV-USB3/HDS」に通してパソコンへと繋いでいる。現在接続しているゲーム機は、PlayStation 5、Xbox Series X、Nintendo Switch、そしてレトロゲーム用のアップスキャンコンバーターを接続している。こうしたハードが、長時間のプレイであってもパススルーで問題なく表示された。

 以前に使っていたキャプチャーボードは長時間使うとかなり熱を持っていることがわかるうえ、稀に映像出力されなくなるなどの問題も抱えていたので、この安定感には驚いた。この手の商品で何よりも気になるのは、動作の安定感である。
 「録画し損ねたために、ゲームプレイをやり直す」というのは極力避けたいところだ。実は、以前に構築していた4K60P環境や120fps対応の環境はこの点が大きな問題だった。パソコンとの相性なのか、熱の問題なのか、長時間録画に耐えられなかったのだ。

 一点気になったのは1440Pの出力にした場合、OBSなどのキャプチャーソフトに画面が映らない点だ。
 Xbox Series X/Sは1440Pの映像出力に対応しており、WQHD対応モニターに繋いでいる場合、自動的にこちらの解像度を選択するのだが、この設定のままでは「I-O DATA HD Mix Capture」や「OBS Studio」側に映像が出力されない。これはゲームハード側の解像度を変更することで対応できるが、Xbox Series X/Sユーザーは注意が必要だろう。

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Xbox Series Xなどで1440P映像を入力する場合は、録画ソフト側に画面が映らないことに注意。4Kであれば映すことができるので、4Kもしくは1080Pにゲーム機側で設定しよう。
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最近、 I-O DATAの信頼感がすごいので、話を聞いてみた

 筆者はこれまでいろいろなキャプチャーボードを使ってきたが、仕事用としてよく使わせてもらうのがI-O DATAの製品である。
 ユニークな機能を持つキャプチャーボードも数多くあるが「ミスしたくない状況」では、いつもI-O DATAのものを持ち出しているといっても過言ではない。昨年の東京ゲームショウは、コロナ禍ということもあって来場者をメディアとインフルエンサーに絞って行われたが、ここでは単体録画可能な「GV-HDREC」という製品が役立った。

 この商品も動作に不安要素がなく、狙ったところをきっちり撮れる。以下の動画はPlayStation 5上で動作していた『THE KING OF FIGHTERS XV』を「GV-HDREC」で撮影したものだが、美しく撮れていることがわかる。

 最近のゲームイベントの取材では、キャプチャーボード持ち込み可能な現場が増えてきたのだが、この製品は「パソコンなしで1080/60pの録画」が可能。
 やや古い商品で、スペック的には新世代機の解像度には追い付いていないが、YouTubeで使う素材としては十分綺麗に撮影できる。
 I-O DATA のゲーマー向け商品を見ると、ユーザーフレンドリーな部分と、コアゲーマーの視点を併せ持っていることがわかる。ゲーマー視点から見ると「使い勝手がいい」ものや「使ってみたくなるもの」も多い。

 120fpsの対応ソフトがまだまだこれからという段階で、「GV-USB3/HDS」が120p対応を実現したのは、fpsが重要なeスポーツを見据えた発想にも見える。というのも、eスポーツ界隈では、高リフレッシュレートのモニターでゲームをプレイする方が増えてきているからだ。
 「GigaCrysta」ブランドもゲーマー向け商品として確固たる人気を獲得している。気が付けば筆者のゲーミング環境も徐々に I-O DATA製品が増えてきた。

 実はこの I-O DATAというメーカー、最近ではゲーマー向けのイベントなどに積極的に出展するなど、ゲーマーフレンドリーなメーカーである。イベントでの出展も、ただ商品を貸し出したり、見せるだけでなく、メーカーとゲーマーが相互に協力して独自性のあるイベントを行っている。

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こちらはコロナ禍の前のイベントだが、岐阜の「ぜんため」というイベントに出展した際のもの。ゲームメーカーとコラボして、キャプチャーボードの魅力を伝えるゲームイベントを開催した。

 そんな活動をしている I-O DATAに、今回は記事に合わせて、短い時間ではあるがお話を伺ってみた。

── GV-USB3/HDSを実際に使ってみたのですが、手に取りやすい価格かつ、とても使いやすい製品という印象を受けました。それでいて120fps対応。面白い商品ですね。

I-O DATA 企画開発1課 竹田氏(以下、竹田氏):
 ありがとうございます。ゲーマーの皆さんが120fpsの作品に触れる機会が増えてきたという実感があったので、本製品ではここの録画を実現することにしました。HDRへの対応も特徴のひとつで、こちらも最近のゲームに合わせた要素になっています。

 そのうえで、キャプチャーボードを買いたいと考えている方にも手に取ってもらえるような価格を目指しました。開発している間も3万円を切るくらいというのを目標のひとつにしていましたね。

──編集ソフトやキャプチャー用のソフトがついているのも使いやすさにつながっていると感じました。

竹田氏:
 120FPSや4K、HDRは最近の技術なので、既存の録画ソフトや編集ソフトがこれらの動画に対応していない場合があります。そのため、「動画を録画したものの、編集で苦労している」というユーザーさんも多いようなんですね。

 なので、そこで苦労しないよう、録画・編集ソフトをあらかじめ添付することにしてみたんです。

──「I-O DATA HD Mix Capture」は操作が簡単で、実に使いやすかったです。

竹田氏:
 録画解像度は自動で設定されるので、特に設定をいじらずとも使えるようにしています。HDRについては任意で切り替えられるほうが良いと考えたので、こちらはユーザーさん側でソフトを操作する必要がありますが、操作自体はチェックボックスを触るだけにしました。

 ソフト設計の使いやすさがあるので、キャプチャーボードを使い慣れていない方や、はじめて使うという方にも安心してもらえると嬉しいですね。

──近年のI-O DATAの製品は、ゲームユーザーに寄り添ったものが増えてきている印象があります。ゲームイベントなどにも積極的に出展されていますが、こうしたイベントなどから着想を得ることなどもあるのでしょうか。

竹田氏:
 たくさん着想をいただいています。特にゲーム系の製品というと、イベントなどに来ていただいたお客さん、または見学にいったイベントなどで新しい視点や求められているものを知るということが多いです。メーカーさんとの交流からも得るものが多いですね。

 もともと、弊社のキャプチャーボードの一部製品がゲームユースに舵を切ったのは、ゲーマーさんの反応を受けてのものなんですよ。これは今のようにゲームのイベントに出ていく前の話なのですが、いまのキャプチャーボードラインナップに影響を与えた出来事ですね。

──そんな経緯があったのですね。

竹田氏:
 弊社では、ゲームユースの製品を作る前から、キャプチャーボードを作っていましたが、アナログのビデオダビング用などの用途を見込んでいました。

 その商品ラインナップのひとつに「GV-USB2」というアナログキャプチャーがあるのですが、これが「レトロゲームの録画用に使用されている」とのお話を聞きまして。
 そこで新たにHDMIキャプチャーを開発する際にゲーム録画用途を強く意識したところ、「GV-HDREC」という製品について、格闘ゲーマーの方たちが「60pの動画をコマ送りできるぞ」と評価してくれたんです。

 「秒間60フレームで動く格闘ゲームの技の発生を調べるのにも使える」といったコアな声もいただきました。そこから「ゲーム用のキャプチャ―ボードというのもアリなのだ」という自信がでてきて、製品開発に活かし始めました。
 こうした流れで生まれた製品が、今度はゲーマー以外の方にも使ってもらえるという良い循環も生まれてきています。

──本製品は「GigaCrysta E.A.G.L」というブランドから発売されていますが、このブランドのコンセプトについてお聞かせください。「GigaCrysta」はモニターのブランドとして大きな支持を得ていますよね。

竹田氏:
 「GigaCrysta E.A.G.L」は、ゲーミングモニター「GigaCrysta」のファミリーブランドとして誕生しました。 「E.A.G.L」はEnjoying、Advanced、Gaming、Lifeの頭文字をとったもので、”すべてのゲーマーに、より進化したゲームライフを楽しんでいただきたい”という想いを込めています。そういう意味ではGV-USB3/HDSは、使いやすく、進化した120fps録画という撮り方を楽しんでもらえると思います。

──今後も、「GigaCrysta」や「GigaCrysta E.A.G.L」ブランドから、ゲーマー向けの商品が出てくると思いますが、2022年の展望などはいかがでしょうか。

竹田氏:
 「GigaCrysta」のモニターでは、HDMI2.1対応、新世代機で4K120fpsを出せるものを投入する予定です。「GigaCrysta E.A.G.L」では、モニター以外の部分でゲーマーの皆様に便利に使ってもらえる商品を企画していきます。キャプチャーボードでは、モニターに合わせて HDMI2.1対応、新世代機で4K120fpsも検討していきたいと考えています。

──キャプチャーボードで HDMI2.1対応、新世代機で4K120fpsというのは大きな話題になりそうですね。

竹田氏:
 HDMI2.1の環境を整えたうえで使うキャプチャーボードとなると、使うシーンはまだまだ限定的ですが、そういったゲーム機や作品が増えてきている以上、しっかり取り組みたいところではありますね。そのうえで、どの製品を使うかは、お客様に選んでいただければと思っています。(了)


 GV-USB3/HDSはゲームプレイを美しく、手軽に録画したいという方に特におすすめしたい。新世代機においても、動画配信や動画サイトへの投稿などを考えているのなら、十分なスペックだ。
 また、スペックの数値には表れていない部分、出力される映像の色味の良さ、動作の安定感、ハードの発熱の小ささなど、I-O DATAなりの細やかな配慮も本作を選ぶ理由になるだろう。

 また、ゲームのフレームレートにこだわるコアなプレイヤーにも刺さる製品であることは間違いない。筆者のようにアクションの動作などを調べてみるという用途にも便利だ。

 I-O DATAのキャプチャーボードにはこのほかにも新旧多彩なラインナップがあり、その多くが「型落ち」や「新型」という言葉が該当しない製品なのも見逃せないところだ。たとえば記事中で触れたGV-HDRECなどは2016年に発売された商品だが、いまだに多くのユーザーから支持され、現行製品として販売されている。
 タフに使える製品を探しているという方は、同メーカーの製品を検討してみるのもいかがだろうか。

【プレゼントのお知らせ】

「GV-USB3/HDS」を1名様にプレゼント!
 応募は電ファミ公式Twitter(@denfaminicogame)からどうぞ!

ライター
ゲームを最大限に楽しむ集団「Goziline」主催。ゲーム記事の執筆、イベントの企画などを行う。格闘ゲーム、RPG、ギャルゲー好き。ゲームライターと見せかけて、本業はインテリアデザイン。
Twitter:@asabataiga
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

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