具体的な戦い方は? 序盤に使える戦術パターンを紹介
プレイを開始してからしばらくは5~6人で出撃することが多いので、守護(N)1機、突撃(N)1~2機、特殊(F)または策略(F)を1機、殲滅(F)1機を基本形としていました。
味方が撃破されるようなら修理(F)を入れたり、敵に突破されてしまったときは、守護を2機にしたり。マップによって入れ替えていくのがいいのかな、と思います。
守護と突撃のどちらを2人にするのかは、そのマップで、敵がどれだけ集中して出てくるのかによります。ユニットの強さで勝っていても、数で押されてすり抜けられてしまい、自陣に入られてしまう時があります。その時は守護を増やせば、クリアできることがありました。
守護パイロットは守りの要なのですが、コストが12と重めに設定されています。なので量産型のグラスゴー(N)という、あえて弱い機体に乗せることで、出撃を早める事も戦略の一つです。
アニメを知っている人には、藤堂鏡志朗といえば無頼改(藤堂機)に乗せたくなるのが心情ですが……守護のコスト12+無頼改のコスト10だと、出撃が遅れてしまいます。筆者のパーティでは、よくグラスゴー(N)に乗ってもらっていました。
……ですが、藤堂を無頼改に乗せると凄まじい戦力になるんです。パイロットとナイトメアフレームのスペックを見てください。ともに“BLOCK”と書かれた数字、これが敵を足止めできる数になります。藤堂+無頼改だと4体も足止めできますので、鉄壁のタンク役になれます。
コストを取るか、戦力を取るか……ここで悩むのも『ロススト』が思考型ゲームとしてよく出来ていることの証であり、面白味を感じる部分です。
戦闘が開始されると、最初からコストがある程度溜まっている状態から始まります。まずはコストの軽い突撃タイプか、壁役となる守護タイプを1人、出撃させます。
ちなみに筆者は藤堂が好きなので、藤堂に突撃か守護のどちらかを乗せて、一番最初に出撃させるという謎のこだわりを持ってます!
赤いライン上で、なるべく敵をせき止めておけるマス目……たいてい、青い自軍のの近くへ配置します。
その次に、別ラインから近接ナイトメアフレームが攻めてきたら、そちらには突撃か守護を配置します。ですが序盤で守護を2機出すのはコストが重いので、3機目がなかなか出せなくなることがあります。無理せず突撃タイプにしましょう。
また、早めに敵の飛行タイプが攻めてくるマップがあります。飛行型は足止めできませんので要注意です。遠隔タイプのナイトメアフレームを出撃させて、黄色いライン上の進路に、攻撃範囲が重なるように配置しましょう。
遠隔ナイトメアフレームに「殲滅」のパイロットを搭乗させると、コストが重くて出撃できない危険性があります。「策略」または「特殊」パイロットを乗せた遠隔ナイトメアフレームを1機、用意しておきたいですね。
あとは戦況にしたがって、次々とナイトメアフレームを配置していきます。序盤をプレイした感触としては、守護の一つ手前のマスに突撃を配置するポジションが、グッと安定していました。
攻撃力の高い突撃タイプで敵にダメージを与えつつ、後方へ漏らしてしまっても守護が迎撃してくれます。さらに味方同士が隣接していることで、回復キャラがまとめて回復させやすいというメリットもあります。
この画像では、守護の一マス前に突撃のスザクが乗るランスロットを配置させることができました。アニメと同じように、気持ちよくめっちゃ無双してくれます!
デイリークエストを優先的にこなして、パイロットとナイトメアフレームを強化しよう
こちらがヘルプに記載されてる組み合わせの一例です。
バトル序盤は、「突撃パイロット+近接ナイトメアフレーム」で迎撃してもらうのが基本戦術と言えそうです。殲滅タイプのパイロットは、近接と遠隔、どちらのナイトメアフレームに乗せても活躍してくれます。
……とアレコレ語ってしまいましたが、「俺(私)はこのキャラが好き! このナイトメアフレームで戦いたい!」という好みがあれば、その心に従って、パイロットやナイトメアフレームを選んじゃってもいいと思うんですよね。
デイリークエストを巡回すれば、育成に必要な素材を集めることができます。しかもスキップチケットを使えば時間もかかりません。
大好きなキャラクターやナイトメアフレームを重点的に強化して、強引にレギュラーとして使ってしまうのも、モチベーションが上がって楽しいです。
筆者もアニメを見ていて、クセの強いロイドが好きなので常にメンバーに入れています。
あなただけのこだわった構成メンバーとナイトメアフレームの組み合わせで、自由に戦ってほしいですね。
先ほどナイトメアフレームのスキルについて説明しましたが、『ロススト』には、もう一種類のスキルがあります。パイロットが持つ“PILOT SKILL”です。例えばこのロイドの場合は、画面左下に書かれた「コスト軽減[中]」と書かれている部分です。
コストを軽減させるスキルの他にも、敵機を足止めできるスキル、敵を倒すとGLOBAL COSTが回復、n秒ごと、n体倒したごと、配置時に発動するスキルなど、多彩なスキルが用意されています。それぞれのパイロットの持ち味を生かして戦略を練りましょう。
ですので、育成ではパイロットのスキルを解放していくことも大事です。個人的な好みですが、コスト関連のPILOT SKILLは重宝すると感じました。
スキルの解放やパイロットのレベルアップには、デイリークエストをクリアしていくのが近道です。ですが、一日のうちで限られた回数しか挑戦できません。優先的にこなして強くしていきましょう。
そうしてメインシナリオの一章「魔神が生まれた日」をクリアすると、“アナザーストーリー”が解放されます。こちらは各キャラクターにスポットを当てた物語で、よりキャラクターの心情にシンクロできる内容になっています。
今回のテスト版では試せなかったのですが、メインシナリオの第二章、外伝ストーリー、他のプレイヤーと競い合えるアリーナ、期間限定のイベントなどが実装予定だそうです。さらに幅広く、奥深く、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の世界を堪能できること間違いなしでしょう!
ユニットとマップを試行錯誤して、敵を撃破していく快感が味わえるタワーディフェンスRPG
1章クリア+アナザーストーリーまでプレイしてみた感想としては、パイロットとナイトメアフレームの組み合わせで戦術の幅が広がる、タワーディフェンスを進化させた思考型RPGとして非常に楽しめました。
プレイしていくと、「あ、ここでミスって負けたのか、じゃあ次はこうしよう」と自分の中にノウハウが溜まっていき、パイロットやナイトメアフレームを入れ替えて再トライ。ナイトメアフレームの位置や手順を変えるなど工夫して、Sランクを取れた時には本当に嬉しくなります。
さらにロボットゲームとしても、燃える演出の数々が見逃せません。スザクのランスロットが敵のナイトメアフレームをなぎ倒して撃破する。そうした派手なカットインにもワクワクさせられて非常に熱い! 他のカットインも早く見てみたい!
さあ、雪崩で逆転勝利したナリタ連山の戦いのように、我々も戦場に身を投じようではないか!
『黒の騎士団に参加したからには、選択肢は2つしかない。私と生きるか、私と死ぬかだ!』