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『スーパー野田ゲーWORLD』のクラファンに出資したので、リターンとしてゲーム内に登場する“うちの子”を探してみた。どうぶつ367匹の中からうちの子3匹を見つけるまで

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野田ゲーをつくれる権への出資により制作された野田ゲー

 さて、続いて紹介しますのは、“野田クリスタルと一緒に野田ゲーをつくれる権” への出資により制作された野田ゲーです。こちらの権利への出資金は、なんと100万円。それでゲームを作ることが出来るなら安いのかもしれませんが、簡単に手の届くような金額ではありません。

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『Ashi Kogi RACING』

 そんな権利への出資で制作されたゲームのひとつが、『Ashi Kogi RACING』。
 AとKが赤字で強調されていることや、Aの独特なフォントからピンときた方もいらっしゃるかもしれません。こちらは、ゲーミングチェアやオフィスチェアの販売を行っている “AKRacing” の出資により制作された野田ゲーです。

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チェア選択

 本作のゲームジャンルは、そのタイトルにも入っていますように、レースゲーム。しかしながら野田ゲーですから、普通のレースゲームではありません。このゲームでプレイヤーはチェアに乗り込み、椅子を足で漕いでコースを後ろ向きに爆走します

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後ろ向きに前進

 このゲームでは足漕ぎをすることでチェアを加速させていきますが、ただただボタンを連打しているだけでは気持ちよく速度が上がっていきません。プレイヤーであるレーサーの足が地面につく瞬間を狙い、タイミングよくボタンを押していくことでいい感じに速度が上がっていきます。

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 そのゲームコンセプトの時点でかなりのクセのスゴさを感じるこちらのゲームですが、それ以上にコーナリングなどのチェア制御のクセがスゴいです。純度100%の主観ではありますが、独特な加速方法も含めて、本作の車体制御の難しさはレースゲーム史の中でもかなり上位に入るのではないでしょうか。少なくとも、私がこれまでにプレイしてきたレースゲームの中ではトップクラスに難しいという印象です。

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 早すぎても曲がり切れず、遅すぎても速度が落ちて追い越されてしまう。好記録を出すためには、かなりの技量が必要です。

 また、本作に登場するチェアには、クリスタルを支払って購入する機体もあります。
 ペット全開放からは少し遠のいてしまいますが、せっかくなので、2000クリスタルを支払って最も高級なマシンを購入。その性能を身をもって確かめてみることにしました。

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 これは明らかにプレイ感が変わりますね!初期チェアと比較すると、走りやすい走りやすい。まるで宙に浮いているかのような感覚です。

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亜空間走法

 ……あ、これは完全にバグって宙に浮いたまま走り続けてますね。バグが多いというのもまた『スーパー野田ゲーWORLD』の特徴。こういった要素はゲームにとってマイナスになりがちですが、野田ゲーでは面白いという感情の方が勝ってしまうので、普通に許せてしまいます。

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漢字一文字、信じると書いて信。

 続いての出資により制作された野田ゲーは『信 ~NOBU~』。このゲームが先ほどの『Ashi Kogi RACING』と少し異なるのは、企業出資ではなく個人出資であるということ。
 そして、この『信 ~NOBU~』の出資者であり、本作の主人公を務めるのが……

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その男はノブ。まさかのノブであります。
岡山が消えない

 そう、テレビっ子であれば知らぬ者はいないであろう、お笑いコンビ千鳥のノブさん。本名、早川信之さんです。

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『世直しすゑひろがりず』(『スーパー野田ゲーPARTY』収録)

 ちなみに、前作『スーパー野田ゲーPARTY』では、マヂカルラブリーが所属するユニット “大宮セブン” のメンバーであり、『スーパー野田ゲーPARTY』開発開始前の『M-1グランプリ2019』において狂言の要素を取り入れた漫才を披露して話題を集めた、すゑひろがりずのお二人による出資で『世直しすゑひろがりず』が制作されたため、2作連続で芸人さん出資の野田ゲーが収録されているということになります。

 そして、『信 ~NOBU~』は野田クリスタルさんがノブさんに出資を直談判して作られた野田ゲーです。この出資交渉の模様は、YouTubeにアップされている動画で見ることができるのですが、軽い出資をお願いしに行く企画が『世直しすえひろがりず』を巻き込みつつ大きくなっていき、いつの間にか100万円が動く話に発展しているという展開は、一視聴者として非常に興奮しました。

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異世界ノブ(CV:ノブ)

 さて、『信 ~NOBU~』のゲームジャンルは横スクロールアクション。重厚な鎧に身を包んだ異世界ノブが、身の丈ほどもあろうかという大剣を振り回し、かっこいいセリフと共に敵をバッタバッタとなぎ倒していきます。その姿は、さながら漫画『ベルセルク』のガッツ。

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鎧を失うとパンツ一枚に

 しかし、一度でも敵の攻撃を受けてしまうと鎧が破壊され、パンツ一丁のノブ、パンツノブになってしまいます。この状態では鎧と共に攻撃手段も失うため、情けないセリフを発しながら走って逃げ回る以外にやれることがほぼありません。道中で鎧を入手できれば異世界ノブに戻ることができるのですが、そのためにはかなり厳しい戦いを強いられることになります。基本的に、鎧を失ったらほぼゲームオーバーと考えていいでしょう。

 ……この鎧のシステムを聞いて、名作横スクロールアクション『魔界村』シリーズを思い出す方も多いかとは思いますが、『スーパー野田ゲーWORLD』公式サイトによりますと、CAPCOMにもしっかりと許可を取っているとのこと。双方さすがの対応です。

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 そして、このゲームの最大の特徴は、難易度が非常に高いということ。いわゆる “死にゲー” と呼ばれるタイプの、死にながら攻略方法を編み出していくゲームでして、もはや理不尽とも思える難易度が1面からプレイヤーの眼前に広がります。アップデートにより追加されたノーマルモードのおかげで遊びやすくはなったのですが、それでもかなりの難易度です。

 なんでも、1面におよそ3時間かかる想定で難易度設定がされているとのことで、そのやりごたえは十分。本作の異様なまでの難しさは、『たけしの挑戦状』『所さんのまもるもせめるも』『カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄』などといった、芸能人を題材とする高難易度ゲームへのオマージュなんだとか。

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ステージ1ボス戦

 そんな『信 ~NOBU~』をプレイする中で、最も度肝を抜かれたのが、ボス戦です。是非とも自力で突破していただきたいので、詳細を記すことは控えますが、その攻略方法が分かったときには得も言われぬ感動に包まれました。

 これは野田ゲー全般に言えることですが、やはり発想がとんでもないです。そんな本作に対して発想力のカケラも感じられない陳腐な表現しかできず申し訳ないのですが、『スーパー野田ゲーWORLD』、どう考えても天才の所業です。

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『ジャドウバース』

 さて、ここまで出資によって制作された野田ゲーをご紹介してきましたが、いずれもオンライン機能の無い作品でした。
 続いてのタイトルは、今回行われたクラウドファンディングの中で最も高額な、 “野田クリスタルと一緒にオンライン対応した野田ゲーをつくれる権” に出資したことにより制作された、オンライン野田ゲーになります。その名も『ジャドウバース』。

 その名前からピンとくる方も多いでしょう。こちらは、オンライントレーディングカードゲーム『シャドウバース』を制作しているCygamesの出資によって制作されたゲームです。つまり、『ジャドウバース』はほぼ公式のパロディゲームと言っても過言ではありません。
 ちなみに、“野田クリスタルと一緒にオンライン対応した野田ゲーをつくれる権”への出資額は、500万円。こちらについても、YouTubeに交渉の様子をまとめた動画がありますので、よろしければ是非。

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 詳細は省かせていただきますが、基本的には『シャドウバース』のルールで戦うこちらのゲーム、相手のライフを0にすることができれば勝利となるのですが、この『ジャドウバース』が、『シャドウバース』、引いては一般的なトレーディングカードゲームと大きく異なるのは、“ジャドウ” すなわち “イカサマ” をすることが可能ということ

 本作でできるジャドウは、カードを多く引く、自分のライフを増やす、相手のライフを減らすなど様々。これらのジャドウは連続して行うことはできませんが、そのジャドウタイミングは完全に任意。どのように相手の目を盗んでジャドウを行うか、それが重要になってきます。

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 そして、プレイヤーはゲームの最中に、対戦相手のジャドウを指摘することができます。ジャドウの内容を完全に当てることができれば、相手にイエローカードを送りつけることができ、その数が3枚に達すると試合は強制終了。イエローカードが3枚になったプレイヤーの敗北となります。

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イエローカード3枚による試合決着

 ちなみに、ジャドウの中には指摘された瞬間にレッドカードで即敗北というものも存在します。あと1枚でもイエローカードを貰うと負けになってしまうという局面では、狙ってみるのもアリかもしれません。かなーり大胆なジャドウなので、大抵は失敗に終わってしまうんですけどね。

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 さて、『ジャドウバース』をプレイする上で重要な鍵を握るジャドウの指摘ですが、闇雲に発動することはできません。見当違いな指摘をしてしまうと、逆に指摘したプレイヤーがイエローカードを受け取らなければならなくなってしまうのです。そのため、ジャドウを指摘する際には、ある程度の確信を持っていなければいけません。

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指摘失敗によるイエローカード

 『スーパー野田ゲーWORLD』発売前、企画などで『ジャドウバース』のプレイの様子を見ていた時には、「これは超余裕っすわ。簡単にジャドウ見破れますわ。」などと思っていたのですが、実際にプレイをしてみると意外や意外、中々ジャドウを見破ることができません。

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 自分の場や相手の場に変化が起きているということ自体には気がつけるのですが、何がどう変わったのか、その具体的な内容や数値まで答えるとなると、一気に難しさが増します。ジャドウの指摘の際には、内容だけでなく数値まで一致させなければ相手にイエローカードを送ることはできないため、かなりの情報処理能力が求められるのです。
 ちなみに、ジャドウ内容は合っているけれど数値が違う場合は、どちらにもイエローカードは送られません。

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 そんなジャドウコミュニケーションを続けていると、「あ!絶対にジャドウされた!」と思って指摘したのに、相手はジャドウを何一つしておらず、実は場は何も変わっていなかったという現象も頻繁に発生します。ジャドウが当然のようにあると思うと、場に存在するもの全てが疑わしく見えてしまうのですから、人間の目というのはいい加減なものです。

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 そして、ジャドウをした後はしばらくジャドウの指摘はできない、行ったジャドウは指摘されたとしても場に残り続けるなど、ジャドウにはジャドウの戦略があるのが『ジャドウバース』の面白いところ。己のジャドウに囚われていては相手のジャドウを見逃すことも頻繁にあるため、非常に熱い勝負を楽しむことができます。単品で売り出したとしても十分に通用する作品なのではないでしょうか。

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 ちなみに『ジャドウバース』には、『シャドウバース』同様トレーディングカードゲームとしての要素もあり、クリスタルを消費することでカードパックを購入し、集めたカードで自分だけのデッキを作ることができます。そして御多分に漏れず、これらのカードのイラストも出資のリターンとなっています。

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 さて、ここで再びあつ国のプレイに話を戻しましょう。ここまでコツコツとプレイを進めて90匹以上のどうぶつたちを撮影し、5つめのフィールドである “よるの国” にやってきました。このフィールドでは、自由に歩き回って撮影を行います。

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 新たに足を踏み入れた国で撮影を続けていると、なんと金魚が突如陸上に出現しました。これは思いもよらぬ角度からのペットの登場です。これまでにもカメやトカゲ、ウーパールーパーなどを撮影してきてはいましたが、あまりにも唐突すぎる水中生物との邂逅には、正直驚きを隠せず、思わず声が出てしまいました。

 「どうぶつたちの世界は奥が深いなぁ」などと考えつつ歩き回っていると……

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 いたぞおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

 いました!あの何かを咥えているようなシルエットはうちの子に間違いありません!一気に緊張感が走り心臓も高鳴りますが、はやる気持ちを抑えつつシャッターを切り、撮影を敢行。なんとかカメラに収めることはできましたが、被写体は小さく、とても納得できるような写真ではありません。逃げられてしまう前にもっといい写真を撮らなければ!

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 下っ手くそがよおおおおおおおおおお!

 ……願いも虚しく、彼女は遠くへ逃げ去ってしまいました。
 ……まぁ、念願だった写真は撮れましたよ。撮れましたけどね。ちょっとこれはいただけないでしょう。ギリギリ何が写っているのか分からないっていうレベルですし。

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 さすがにあの写真では小さすぎてよく分からないということで、本当にうちの子だったのかどうか確認する意味も込めて改めてどうぶつ図鑑に目を通してみますと、ちゃんと登録されていました。こはるです、間違いありません。
 いやー、いつ出会ってもいいように常に心構えはしていたのですが、実際に出てくると焦りますね。撮影チャンスはわずかな時間なので尚更です。

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 余談になりますが、こちらが元になった写真。非常に綺麗に切り抜いていただきました。
 更に余談になりますが、この写真で咥えているのは、撮影日の数年前に亡くなった先代犬の遺影。家の中を元気に走り回って遊んでいるうちに、いつの間にか床に落ちてしまっていたらしく、気が付いたら口に咥えていました。この子の性格を考えると、写真を噛みちぎってしまう事はないだろうと思い、「待ってて!そのままだよ!」とか言いながら慌ててスマホを取って撮った思い出の写真です。
 なので、図鑑にはこはると書かれていますが、厳密に言うなら先代犬を含めて “こはる&リズ” ですね。
 素材提供の際、「可能であれば写真の部分を残していただけると嬉しいです」とお願いをしていたのですが、そのような無茶を聞き入れてくださり感謝しかありません。

 どうぶつの写真を撮るゲームで、どうぶつの写真を咥えたどうぶつが出てくるという中々歪な構造になっていますが、素材提供をさせていただいた時点では、ペットの写真が出てくるゲームがどのようなゲームになるのかは全く分かっていない状態だったので、こういった形になったのは偶然の産物です。これは “持ってる” と言ってもいいかもしれないですね!

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 ちなみに、こはるのどうぶつ図鑑Noが80だったので、コレクションモードのペットの項目の80番目を解放してみたところ、予想通り出てきてくれました。出資者名も確認しつつ、プレイに戻ります。
 さて、残るペットは2匹です。「この調子でどんどん撮影していこう!」と勇ましくフィールドを歩き回っていると、

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 あ、いました。なんと、数分後にもう1匹のペットの撮影に成功。いや、あっさり過ぎて逆に驚きました。こういうのって、来る時はあっけなく来るもんなんですねやっぱり。

 ちなみにこちらは妹が選んでくれたもので、私のコンタクトレンズのケースを咥えていた時に撮った写真が元になっています。彼の性格を考えると、このまま食べてしまうことはないというのは分かっていましたが、同時に離してくれないことも明白だったので、「とりあえず写真撮ってからどうするか考えよう」と思いスマホを取って撮った思い出の写真です。うちの子何か咥えてばっかだな。

 ……ということで、残るペットは1匹になったわけですが、今回もやはり写真が上手くなく、被写体を大きく写せていません。「最後の子もこんな写真しか撮れなかったら、締まりが悪いよなぁ。これはちゃんと練習しとかないと」などと思っていますと……

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 数日後、被写体のどうぶつがどのような状態でも、撮影すれば中央に大写しになるようにアップデートされました。つまり、私の中で繰り広げられていた写真を綺麗に撮れるか取れないか論争は、全くの無駄になったのです。
 「ペット撮影前にアップデートが入っていれば……!」と唇を嚙み締めましたが、もちろんそれで何かが変わるというわけではありません。
 何が “持ってる” だよ。何も持ってねぇよコイツ。しょうもない。

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 このアップデートにより、「うちの子たちを大写しで撮影したい」という気持ちがふつふつと湧き上がってきました。ということで、最後のペットを探しつつ、よるの国を重点的にプレイ。すると、しばらくしてぴのが出現。今度はしっかりとカメラ中央に収めることができました。
 1人のゲームプレイヤーとして考えると、どうぶつを大きく撮影することが難しいというのはシステムとして凄く面白いのですが、1人の飼い主として考えると、大きく綺麗に撮れるに越したことはありません。このアップデートには大満足です。
 このように、『スーパー野田ゲーWORLD』はアップデートにより少しずつバグ解消や調整が行われており、遊びやすさがより一層向上しています。

 ちなみに、現在に至るまでこはる&リズとは再会できていません。やはり本作で狙ったどうぶつを撮影することは、かなり難しいようです。

シンプルながらも奥深い野田ゲー

 さて、ここで再びあつ国から離れまして、残る野田ゲーをサクサクと紹介していきましょう。

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 まずは、野田さんの郵便局でのアルバイト経験をもとに作られたゲーム『仕分け』。郵便物の宛先を見て、正しい住所の棚に仕分けるゲームです。ルールとプレイしている様子からは地味な印象を受けるこちらのゲームですが、実際にプレイしてみるとかなり楽しい作品です。

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 やることは非常にシンプルなんですが、スピードとノーミスを追い求めていくと中々に奥深いゲーム性を有しているため、ついつい時間を忘れてプレイを続けてしまいます。

 ひとつのステージでは3回までミスをすることができるのですが、1回ミスをすると、集中力がきれてしまうのかミスがミスを呼び、あっという間にゲームオーバーになってしまうことも。集中力を持続させ、見るべきポイントを掴まなければいけません。

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 ゲームシステムからは少し話が逸れてしまいますが、こちらの『仕分け』は、フォントやイラストなどのゲーム全体に漂う空気感が、前作を想起させる昔ながらの野田ゲーといった趣なのも非常に良いですね。1年前のゲームを “昔ながらの” と表現してしまっているのはご愛敬。前作から急激に進化しているが故の現象ということで、ご容赦ください。

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『将棋Ⅲ』

 次は『将棋Ⅲ』。初代『将棋Ⅰ』から数百年の時を経て、続編となる『将棋Ⅱ』が『スーパー野田ゲーPARTY』に収録された『将棋』シリーズですが、ⅡからⅢのスパンは一気に短くなり、わずか1年ほどでの続編発表となりました。

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『将棋Ⅱ』(『スーパー野田ゲーPARTY』収録)

 前作『将棋Ⅱ』では、

 ・新規駒の大量追加
 ・場外制の導入
 ・棋士へのダイレクトアタックの実装

 といった様々な新要素が『将棋Ⅰ』から追加されました。その他にも、一度選択した駒は必ず動かさなければならない、敵も味方もどの駒が王将なのか分からない、棋士の体力が0になっても負けといった斬新なルール改定も行われており、『将棋Ⅰ』では味わえなかったプレイ感が話題となり、『将棋Ⅰ』のプロ棋士によるプレイ動画も投稿されるなど、注目を集めました。

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『将棋Ⅲ』

 そして、今回の『将棋Ⅲ』はⅡから更なる進化を遂げ、盤上に置いた駒の爆風でライバル棋士を倒すゲームへとその姿を変えました。駒の爆発する範囲は、『将棋Ⅰ』で駒が動くことのできる範囲と同じとなっており、前作とは大きく異なるプレイ感が提供されています。

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 そんな『将棋Ⅲ』では、 しばらく経っても決着がつかない場合、盤面が少しずつ狭くなっていくという仕様もあるため、やはり爆発範囲の広い飛車や角が有利。
 特に斜めに爆発する角は動きが読みにくく、角保有からの角爆発を積極的に狙っていきたいところ。最終的には全面角戦争になることもしばしば。

 非常に個人的な話ではありますが、『将棋Ⅲ』は野田ゲーの中でもかなり苦手な部類のゲームです。というのも私、そもそもボンバーマンが得意じゃないんですよねぇ……

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やらなきゃハドソン

 そして最後は、ゲーム好きには16連射でお馴染み高橋名人がメインに据えられた『The 連射』。……『将棋Ⅲ』からハドソンが続いていますね。
 これは、10秒間で何回ボタンを押すことができるかを競うゲーム。それ以上でもそれ以下でもありません。数ある野田ゲーの中でも、トップクラスにシンプルなゲームではないでしょうか。

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魂の7.5連射

 ゲームの中でボタンを連打する局面は数あれど、明確な数値で自分の連打力を見る機会は意外と無いものです。今回『The 連射』をプレイしたことで、自分の連打力の弱さ、高橋名人の連打力の凄さを思い知りました。どうやったら16連射なんてできるんだ……。

 連打でスイカを割るという演出に高橋名人へのリスペクトを感じつつ野田ゲーのプレイを続けていると、いつの間にか目標とする数のクリスタルが集まっていました。
 まだ最後の子が撮影できていませんが、仕方ありません。コレクションの全開放に手を染めたいと思います。

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ペットの項目を全開放

 ……ひとまず当初の目標は完全に達成されたわけですが、撮影の方はもう少し粘ってみることにしました。
 と、言いますのも、実はここまでご紹介してきた野田ゲーは、全部『スーパー野田ゲーWORLD』の初期ゲーム。まだ全てのゲームが出揃ってはおらず、後日アップデートで更なる野田ゲーが追加される予定になっていました。そのため、原稿をまとめるまでにはまだもう少し猶予があると勝手に判断していたのです。

 『スーパー野田ゲーWORLD』の配信開始が7月28日。そこからかなりの時間が経っていることからもお分かり頂けるかとは思いますが、結構粘らせて頂いています。いや、まぁ、ずっとあつ森だけをやっていたというわけでは当然なく、生来の怠惰さを如何なく発揮した部分もかなりあるんですけれども。

アップデートにより追加された野田ゲー

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『コマンド長すぎだぜ!技 出なさすぎ君』

 そして、そうこうしている内に、最後の子の撮影が終わらぬまま暦は12月に突入し、アップデートで『スーパー野田ゲーWORLD』に全てのミニゲームが実装されました。ここまで紹介してきたゲームが13で、新しく追加されたゲームが7つ。
 気がつけば、現時点でかなーりの文章量になっていましたので、勝手な話ではありますが、追加ゲームについてはこれまで以上に簡潔にご紹介していきたいと思います。

 さて、上記の画像はそんな新ゲームのひとつ、正気の沙汰とは思えぬ長さのコマンドを入力して闘う対戦格闘ゲーム、『コマンド長すぎだぜ!技 出なさすぎ君』です。云わば、Switchコントローラーを使ったタイピングゲームといったところでしょうか。
 普通のパンチを出すだけでも、15個のボタンを順番通りに押さなければいけないという、色々な意味で恐ろしいゲームとなっています。もちろん、敵の攻撃を受けてしまうと技のコマンド入力はキャンセルされてしまうので、どの技を出していくのかという戦略も重要。イライラせず、慌てず、慎重かつ大胆にコマンド入力することが大事です。

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『動・級・生』

 そんなアプデで追加されたゲームの中でも一際異彩を放つのが、『動・級・生』。これは高校の一年間を舞台とした野田ゲー初の恋愛ゲームなのですが、登場する同級生キャラクターが全て動物になっています。

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 そして、登場するキャラクターの台詞は鳴き声のみ。上の画像のような状態で会話が進んでいき、ある時突然選択肢が目の前に提示されるのですから、とんでもないゲームです。

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 「恋愛ゲームで人間の女の子の気持ちが分からないんだから、動物だったらもっと分からないだろう」という発想から誕生したゲームとのことですが、分からないにも限度があります。恐らく、人類の歴史上最も難易度が高い恋愛ゲームと言って良いでしょう。もはやそのプレイ感は、恋愛ゲームというよりは『7 Days to End with You』のような言語解読ゲーム。

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 ……プレイヤーには相手の言葉が何一つ理解できないにもかかわらず、ゲーム内の主人公は普通に相手の言葉を解し、何もおかしい所は無いと言わんばかりにスムーズに会話が進行していくのが実にシュール。

 ただ、この主人公の台詞やシチュエーションから話の流れを推測して選択肢を選ぶこともできるので、『動・級・生』は完全なる運ゲーというわけでもなく、意外とプレイヤーにやれることがあったりします。愛に言葉はいらないし、愛は言語の壁を越えてゆくのかもしれません。多分。

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 ……まぁ、駄目な時は駄目なんですが。

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 続いてのゲームは『クラウドファンタジー』、略して “クラファン”。

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 こちらのゲームは、旅の道中で出会う人全てを仲間にすることができるRPG。老若男女問わず、手当たり次第に出会うもの皆パーティに組み込んでやりましょう。

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 パーティの最大人数に上限こそあるものの、最大まで集まった光景は圧巻。これだけの人数がいると攻撃指示だけでもかなりの時間がかかってしまいそうですが、プレイヤーは仲間に対し、「全力攻撃」「回復重視」などのおおまかな作戦指示を一括でおこなうだけでいいので、戦闘はサクサクとテンポよく進んでいきます。

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一斉にレベルアップ

 パーティメンバーにはそれぞれ個別にステータスが設定されているため、レベルも個別に上がっていきます。ここまでの大人数パーティになると、1人のステータスが低かったところで誤差範囲でしかないんじゃないかなと当初は思っていたのですが、100人近くのキャラクターのレベルが一斉に上がる光景の気持ちよさに、そんな気持ちは吹っ飛んでしまい、気が付けばレベル上げ作業に熱中していました。
 それと、戦闘中にHPが0になった仲間は復活させることができないのですが、誰のHPがどれだけ減っているのかは正直ちょっとよく分からないです。というか、ほぼほぼ気になりませんでした。

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 そんな本作のパーティーメンバー候補には、テレビでよく見るあの人や、前作『スーパー野田ゲーPARTY』ファンがニヤリとするような方々も登場。とにかく仲間集めとレベル上げが楽しいRPG作品となっています。

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主人公真中満

 ちなみに本作の主人公は、東京ヤクルトスワローズの監督も務めた元プロ野球選手の真中満さん。野田さんとの面識は特になく、「主人公になりたい」ということで “主人公になれる権” に出資されたとのこと。クラファンもまた、クラファンから作られているのです。

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 続いては『THE 芸人』。シミュレーションゲームを数多く生み出しているメーカーとして知られるカイロソフトの全面協力により制作されたシミュレーションゲームです。
 FANY GAMES/よしもとゲームズの公式によりますと、本作は言うなれば「カイロソフト風の野田ゲー」であり、カイロゲーではないそう。

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 そんな本作でプレイヤーはお笑い芸人事務所の社長となって事務所を経営し、スターを生み出していきます。この背景は完全にカイロソフトゲームのそれですね。

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 このゲームは、ネタ合わせやバイトなどで所属芸人の芸人としての能力を上げていきつつ、彼らに営業やネタ番組に出演してもらったり、事務所ライブを主催したりして資本金を稼ぐというのが基本的な流れ。シンプルなシステムながら、ついつい止め時を見失ってしまう不思議な魅力のあるゲームとなっています。

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 こちらのゲームでは、プレイヤーの運営する事務所に所属する候補のフリー芸人として実在のコンビやトリオが登場するため、お笑いが好きな身としては物凄くテンションが上がります。

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架空のお笑いコンビ、どんぐり

 もちろん、本作には架空のコンビも登場。組み合わせ次第で、事務所の色彩を豊かにしていくことができます。ちなみに上の画像のコンビ、どんぐりは即採用しました。見つけたら嬉しいどんぐりですね。かわいいは世界を、野田ゲーを、私を救うのです。

『スーパー野田ゲーWORLD』のクラファンに出資したので、リターンとしてゲーム内に登場する“うちの子”を探してみた_138

 ただ、中にはゲーム発売後に解散となったコンビも登場するため、“実在した” というジャンルの芸人さんが出てきたりもするのが、お笑い好きとしては複雑なところ。
 後に「実は『THE 芸人』ってゲームで物凄く弱いステータスに設定されていた」というエピソードを持つ芸人さんがとにかく増えて欲しいですね。お笑いファンのちょっとした切なる願いです。

『スーパー野田ゲーWORLD』のクラファンに出資したので、リターンとしてゲーム内に登場する“うちの子”を探してみた_139
『オレたち億り人』

 その他には、当初予定されていたゲームの制作許可が下りなかったために急遽作られた、リアルタイムで株価が急降下、急上昇する世界で3社の株の売買を行い、その3社が倒産するまでの間に可能な限り総資産を稼いで億万長者を目指す、対戦モードも熱い『オレたち億り人』

『スーパー野田ゲーWORLD』のクラファンに出資したので、リターンとしてゲーム内に登場する“うちの子”を探してみた_140
『つめあつめ』。登場するネイルは出資のリターンです

 同じつめ(ネイル)を複数個つなげて消していくパズルゲーム『つめあつめ(略してつめつめ)』

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『スーパー野田ゲーWORLD』のクラファンに出資したので、リターンとしてゲーム内に登場する“うちの子”を探してみた_142

 筋トレ器具やプロテインなどのマッチョが喜びそうな物を設置して、他の野田ゲーをプレイしながらステキなマッチョたちが集まってくるのを待つ放置ゲーム『マッチョあつめ』が新ゲームとして追加収録されています。

『スーパー野田ゲーWORLD』のクラファンに出資したので、リターンとしてゲーム内に登場する“うちの子”を探してみた_143

 さて、この辺まで文章を概ね書き上げまして、「流石にそろそろまとめないとタイムリミットが近づいているよなぁ……」と、ちょっとした空き時間で何となーくあつ国をプレイしてみたところ……

『スーパー野田ゲーWORLD』のクラファンに出資したので、リターンとしてゲーム内に登場する“うちの子”を探してみた_144

 いたぞおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

 よし、やっと出てきてくれました!
 いやー、ここまでかなり時間がかかりましたね。出資のリターンのラストになります。最後は犬ではなく猫。スコティッシュフォールドの風太です。実は、彼だけはどうしても撮影しておきたかったんです。

 ……と、言いますのも、少々暗い話になってしまい申し訳ないのですが、実は『スーパー野田ゲーWORLD』発売の一か月ほど前、彼は病気で天へと旅立ってしまったのです。闘病生活はおよそ2週間。あっという間のことでした。高齢というわけでもなかったので、素材提供の際には、ゲーム発売時にこのような事態になっているとは考えもしませんでした。
 ですが、結果的に『スーパー野田ゲーWORLD』の中に彼の姿を残しておくことができたことは、間違いなく良かったと私は思っています。

 もしも『スーパー野田ゲー』シリーズに次回作があり、クラウドファンディングが行われるならば、必ずまた出資させて頂きたいと思います。遺影を咥えられていない先代犬やカメもいますし、何より新しく猫が2匹増えましたからね。
 あと、生来の怠惰さを如何なく発揮し、先日行われた『M-1グランプリ2022』決勝で流れた『スーパー野田ゲーWORLD』のCMのクラウドファンディングに出資しそびれてしまったという苦い記憶も大きいです。

『スーパー野田ゲーWORLD』のクラファンに出資したので、リターンとしてゲーム内に登場する“うちの子”を探してみた_145

 さて、どう考えてもこのタイミングでする話ではありませんが、最後にあつ国をプレイする際の注意点を少しだけ。このゲームにおいてクリスタルを入手したい場合は、ポーズ画面からゲームをやめるを選択するのではなく、メニュー画面から撮影を終わるを選択しましょう。

 実を言うと、つい先日まで、ずっとポーズ画面からゲームを終了させていたのですが、それでは一切クリスタルを入手することができません。気が付くにはあまりにも遅すぎました。既に1万個以上のクリスタルが無に還ってしまっています。怠惰は敵。重ね重ね、ゲームの説明にはしっかりと注意を傾けるようにしましょう。あと、クラウドファンディングの期日は忘れないようにしましょう。

終わりに

 さて、数か月前の話にはなりますが、本作は東京ダイバーシティにおいて特設ブースが設置され、そちらでも注目を集めました。私も日曜日にブースを見に現地へ赴き、その空気感を味わってきたのですが、ブースは家族連れやカップルで大いに賑わっていました。

 この他にも様々なイベントで盛り上がりを見せる『スーパー野田ゲーWORLD』、東京ダイバーシティで実際に盛り上がっている様子を目の当たりにしたので、今回ばかりは胸を張ってこの言葉を使わせていただきます。本作は、子供から大人まで楽しめるタイトルです

『スーパー野田ゲーWORLD』のクラファンに出資したので、リターンとしてゲーム内に登場する“うちの子”を探してみた_146

 さて、ここまで長々と書いてきた最後のまとめとしてはあまりにも不適切かもしれませんが、『スーパー野田ゲーWORLD』は、文章で読むよりも、プレイ動画を見るよりも、実際にプレイをするのが楽しい作品です。定価は1600円とリーズナブル。是非とも購入をオススメします。

 そして、次回作制作決定の折には、クラウドファンディングに出資し、野田ゲーの世界に参加してみてはいかがでしょうか。

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 こんなのだけ゛ーにまし゛になっちゃってと゛うするの

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ライター
レトロゲームから最新ゲームまで、面白そうだと感じた家庭用ゲームを後先考えず手当たり次第に買い漁る男。500を越えてから、積み上げたゲームを数えるのは止めました。 ディズニーアニメ・お笑い・音楽・漫画などにも広く浅く手を伸ばし、動画投稿者としても蠢いています。
Twitter:@DuckheadW

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