みなさんこんにちは。殺人サイボーグのマシーナリーとも子です。先日引越しをしたんですがインターネットの契約をミスって4日間回線を封じられました。仕方がないので総て……そう……仕事とか生活に必要な全てのインターネットをスマホで済ませたのですが、すると1日に2.5GBずつギガが減っていくだよね。怖ッッ!! みんなは引越しするときはしつこいくらい回線の契約について調べような。
そんな残りギガにビクビクしてる状態だと流石にスマホゲーが遊べない! 「スタミナもったいないから消化しよ」ってやるのもちょっと怖い! ギガ超使いそうじゃん。
そんな状況でも勝手にゲームが動いてくれて助かるのが「放置ゲー」【※】。
スタミナの概念も無いし、最低限1日2回くらいタップしにいけばとりあえず「くそっ! 損したぜ!」という気持ちにならなくて済むッッ!
ものぐさな割に「俺は今損をしている!」という気分になりがちな弱い精神を持つ私でも、なんとなく続けられるのが放置ゲーのいいところだぜ。ギガも使いづらいだろうし。
※完全にオフラインで遊べるわけではないので悪しからず。ゲームのダウンロードはWIFI接続で行ってギガを節約しよう。
というわけで今回のネタは放置ゲー! 『AFKアリーナ』をやってみるぜ。
このたび大型アップデートもかかるということで、今が始めどきだと思います。始めどきなんだって! まあゲームなんていつ始めてもいいんだけどな。でもこういうのってきっかけとノリだからよ。掴める岩があったら掴むべきなんです。掴もう!
※この記事は『AFKアリーナ』の魅力をもっと知ってもらいたいLilith Gamesさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
鳥取県の人口の167倍ダウンロードされたゲーム
『AFKアリーナ』は2020年6月にスタートした放置系ファンタジーゲーム。中国・上海のLilith Gamesによるゲームで、全世界ダウンロード数は9000万以上という凄まじいプレイヤー数を誇るゲームです。9000万!? 鳥取県の人口の167倍!? すごすぎる。世界って広すぎるのかもしれない。
本作の舞台は6つの種族・陣営が入り乱れる大陸「エスペリア」。
エスペリアではかつて、生命の神「デューラ」と死の神「アナイ」による壮絶な戦いがあった。
悪魔を生み出し軍勢とするアナイに対し、デューラは人々とともに戦いアナイを封印することに成功する。だがデューラもまた、力を使い果たし消えてしまった。
そして時は流れ……エスペリアの支配者となった人間たちは、同時にデューラから得た魔法の力に魅入られ、力と不死を求めて人体改造を繰り返す。それは封印されたアナイによる陰謀だったのだが……。こうしてエスペリアの地は亜人やアンデッドといったさまざまな種族が入り乱れる地となってしまった。
彼らによる争いでエスペリアはふたたび乱世の刻を迎える。そして憎しみに包まれたエスペリアにふたたび悪魔による軍勢「カタストロフ」が現れる──!
乱世じゃ! なんとかせい! というのが『AFKアリーナ』の世界観だ。
個性溢れる6つの陣営
先述したようにエスペリアには「6つの種族・陣営」が存在しており、これらはプレイアブルキャラクターの攻防属性も兼ねていてフレーバー的にもシステム的にも重要なものになっている。通常の人間たちによる陣営は「ブライト王国」。
好戦的な亜人による勢力、「ババリア部族」。
平和を望む亜人、「ヴェルディア連盟」。
そして知性を保ったアンデッドによる「グレイヴボーン」。
これら4つの種族に加え、力を失った神々「セレスチアル」とアナイが生み出した悪魔「カタストロフ」の6つの陣営が入り乱れ、エスペリアを舞台に戦いを繰り広げるのが『AFKアリーナ』なんだぜ。
サクサクゴリゴリ遊べる軽快な戦闘
『AFKアリーナ』のゲーム的魅力はそのサクサク感にある。スマホゲーの御多分に漏れず、本作もキャラクターを集め、育成して、編成して敵をやっつけて進むというゲームなんだが、基本戦闘に入ったらほっといていい。
見たか。ものの10数秒で1ステージが終わる。
一応「必殺技はゲージが溜まったらタップで発動」という操作要素もあることはあるんだけど、私は今のところそれすらも勝手にやってくれるオート操作でやってる。もしかしたらもっと高難易度とかPVPだとタイミングを測って畳み掛けるとかやるのがセオリーなのかもしれないけど、とりあえずこれでいい感がすごくて快適。
連続でやっていってもこのサクサク感よ。
YouTubeとか見ながらタプタプしてるだけでゴリゴリ進むので気持ちいい。
ちょうどいいかわいさを持つキャラクター達の重厚なストーリー
あとねえ! これすごい……あえて雑な言い方をしてでもみんなの同意を得たいんだけど!
キャラクターたちのかわいさがさあ! こう……「ちょうどいい」! ちょうど良くないですか!?
どことなくカートゥーンっぽいニュアンスがあるというか絵本っぽいというか……。絶妙なポップさがある!
こう……「お母さんに見られても大丈夫!」な感じというか……言葉を選ばずに言うと「オタクっぽくない」じゃん!? そのポジションに収まる感じがいい。今これが欲しかった。
でもそれでいて私もさ、やっぱオタクの端くれだからそっち方面のかわいさも欲しい。そういう心に応えてくれる子たちもちゃんといる。例えばロザリンちゃんとかがそうです。
かわいい〜〜。
なに? この心に湧いてくる庇護欲は。大事にしてあげてえよ。『シャーリー』みたいな良さがあるよな。なんか、まだあったんだ。私の中にも。かわいいメイドさんにご主人様って呼ばれてニコ……ってなっちゃう感覚……。
これはね、この感情を表現できるのはやっぱり「萌え」しかないのかもしれない。
もはや死語っぽくなってきて久しい「萌え」という言葉。今の時代は「萌え」よりも「推し」だろなんて話も聞くけどさ、いや確かにこれは「推し」だなと思う瞬間、あるよ? あるけど、じゃあ「推し」って「萌え」に替わるワードなのか?
私は違うと思う。思うにやっぱり推しって、運営型のゲームとかアイドル的なコンテンツ(例えば配信者とかVTuberとか)が隆盛している今だからこそ使われるようになった言葉だと思うんですよね。動的なコンテンツが。
いま、頑張っている奴がいる……それは配信者であればリアルな数字の動き、売り上げとかであり、それが伸びれば伸びるほどもっと盛んに活動してくれるしでっけぇことをやってくれると言う希望がある。また、ゲームのキャラクターだったとしても人気を押し上げたら出番が増えるとか、ガチャで新しいバージョンが出る頻度が上がるとか新スキンをもらえるとかそう言う露出が増える。そう言う期待があるわけです。だから俺たちも動的に「応援をしよう」「推そう」と言う気持ちが出る。だからこその「推し」と言うワードチョイスだと思うんですよ。
でもこれが静的なコンテンツになるとどこか、やはり「萌え」がしっくり来る時ってまだあるんですよね令和でも。そこに、かわいらしいことをしてくれるキャラクターがいる。そいつがなんかをする、すると勝手に私の胸の中に「ほわっとしたもの」が浮かんでくる。そう、「草が萌え出ずる」ように湧いて出てくるわけです。
つまり能動的な感情が「推し」であり受動的な感情が「萌え」なのでは無いかと……。ふたつの言葉は入れ替わるものではなく使い分けるものなのでは無いかと思うんだよな。だから最近私は「ちょっといま使うのは古いかもしれんな」と思いつつもあえて「萌え……」って思ったり言ったりすることが多い。そしてロザリンちゃんは間違いなく「推し」ではなく「萌え」です。
萌え〜〜〜〜。
いや 長音と組み合わせるとやっぱり平成の足音が聞こえてくるな。ただ単にいまちょっと死語、古いインターネット用語使うと逆に面白いみたいな流れの中にいるだけかもしれない……。
話が脱線しました。『AFKアリーナ』の話な。
そうそう各々のキャラクター育成画面の「ストーリー」からは、それぞれに設定されたストーリーを楽しむこともできるんです。
重ッッッ!!! ロザリンちゃんひとりぼっち!!!!
が! 読むとロザリンちゃんが不幸な境遇ながらも多少なりとも救いを得ていること、健気ないじらしさなどが感じられてより好きになれました。がんばってほしい。私がついてるから……(でもそういえばこのゲーム、プレイヤーのアバター的な存在が無いな)。
あとババリアのサフィアも好き!!
ウワーッ! 半身半馬〜っ!!! と言うよりはスフィンクスかなモチーフは。半身半ライオンでしょうか。いや……ちょっとこれ……えっちすぎんか!?
いや、別に私ケモ方面そこまで趣味ないし、サフィアのデザインを見て超セクシー! って感じもないと思うけど……なんだろうかこれはっ!? この「えっちやな……」と言う感覚は……!
猫科だからかなあ。尻尾の付け根トントンしたらどうなるんやろなあ……。
そして一人称が妾系のキャラなのも好きです。正直現状、他のキャラクターに比べてそこまで火力出してくれるわけではない、必殺技の発動までに時間がかかりすぎて不発になりがちとかあるんだけどなんか贔屓してレベル上げしてしまう。うーん好きだな……。
そしてこの子もストーリーがなかなか濃い。
戦闘で使ってるだけだとただ高飛車な子としか思ってなかったけど思ってた以上に「権力」キャラ! 権力に固執している、というよりも権力に信仰を抱いているかのような独自のキャラ性におもしろみを感じられたぜ。
また「領地」タブから訪れることができる「図書館」では、指定されたキャラを配置することで性能の強化とともにフレーバーテキストを楽しめる「絆」や、過去イベントなどのストーリーを楽しめる「こだまする抒情詩」などが楽しめる。これらでもサフィアのストーリーを楽しむことができた。
うーん弱さと強かさを同時に見せてくるの、好きになっちゃうな……。
このように神話のような壮大な世界観を活かした重厚なストーリー性も本作の魅力。
図書館で見られる『光闇の選択』なんて普通にハイクオリティなアニメすぎてビビったぞ。