序盤から行けるものの、かなり高難度な「エンシスの城塞」
塔の街、ベルラートで神獣獅子舞を撃破した後、今度は別の方角に見えるもう一つのダンジョン「エンシスの城塞」に挑む。
エンシスの城塞では、主にメスメル兵という兵士のほかに騎士トロル、輝石魔術師などが登場する。
エンシスの城塞の敵は、塔の街、ベルラートに比べると一際手強く、攻略難度は明らかに高い。厳しいと感じたら、影樹の加護を高めてから挑むのが良いということだろう。
ここでは少しでも優位に立ち回れるように、投擲武器である流紋の大鎚、流紋の斧をメイン武器として進めることで、なんとかボスまで辿り着けた。
ボスは「双月の騎士、レラーナ」という二振りの大剣を振るうシャープな騎士で、華麗な身のこなしと絶え間ない連撃に加え、カーリアの魔術まで使いこなす強敵だ。
ボス前には「針の騎士、レダ」の召喚サインがあるため、惜しまずに戦力として投入。さらに「黒騎士長、アンドレアス」の遺灰も使用して、使えるものはすべて使う勢いで挑む。
体力を半分ほどまで削ったところで、やはり行動パターンが大きく変わる。二振りの剣が炎と魔力を纏い、炎の嵐を巻き起こす範囲攻撃、極めつけには二つの月を呼び出す大技……。
もちろん詳細は省くが、初めてその攻撃を見た時は思わず「おお?!」と声が漏れて、倒されながらも「ああすればよかったか…」と対処法を理解できたので理不尽さはなく、次こそは!と闘志を燃やすことができた。
密度のあるマップに想像以上なボリュームの予感
終わってみれば、あっという間に感じた3時間の試遊。本稿ではお伝えできない部分も多く、詳細に書けば書くほどネタバレになってしまうし、自ら発見する楽しみを奪うことになるのがもどかしい。
少し歩けば次々と新たなロケーションや敵、NPC、アイテムなどを発見できて、全体的に密度があるマップだと感じたのは間違いなく、試遊後に担当者より伝えられた追加アイテムの総数が想像を遥かに超えて多かったので、それらをすべて回収するにはどれほどかかるのか……期待と興奮は高まるばかりだ。
序盤から手応え十分のダンジョンとボスだが、これはほんの序章にすぎないのだと思いつつ、影の地を本格的に冒険する日を待ちたい。
追加コンテンツ『SHADOW OF THE ERDTREE』の発売日は6月21日。価格は4400円。対象プラットフォームはPS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、Steam(PC)となる。