LINE Friends Japanは、今年の6月に渋谷にオープンした大型フラグシップストア「LINE FRIENDS SQUARE SHIBUYA」にて、10月18日から11月3日の期間限定で「原神 minini POP-UP」をオープンした。
日本で初開催となる「原神 minini POP-UP」だが、こちらはオープンワールドRPG『原神』のキャラクターたちをLINE FRIENDSスタイルにアレンジした公式キャラクター『原神 minini』や『原神』のグッズを多数取り扱っている。
ちなみに今回の取り組みは、HoYoverseとLINE FRIENDSがグローバルパートナーシップを結んで実現したもので、今年の9月25日には韓国のソウルでも実施されたとのこと。
初日である10月18日の一般公開が開始される前に、メディア向けの先行内覧会が実施されたので、本稿ではその模様をレポートする。
キャラクターたちのフォトスポットも登場
店内に入って真っ先に目に飛び込んでくるのが、壁一面に『原神』のキャラクターたちが描かれたフォトスポットだ。こちらには8枚のイラストが掲載されており、ついついじっくりと眺めたくなる。
また、そのすぐ隣には、『原神 minini』のキャラクターたちが電車で移動中のシーンを再現したかわいすぎるフォトスポットも用意されていた。それぞれお気に入りのキャラクターを見つけて、一緒に写真に撮りたくなるようなエリアだ。
もうひとつ、入り口付近に設置されていたのが、セルフフォトブースだ。こちらは証明写真を撮る機械に似たようなものとなっており、自分でリモコンを操作しながら写真を撮ることができるようになっていた。一種のプリクラのようなもので、先ほどのフォトブースとは別に、POP-UPに遊びに行った記念に写真を撮って帰るのにもよさそうだ。
キーリングなどのアクセサリーから実用品まで豊富な種類がラインナップ!
POP-UPのメインは、なんといっても『原神』や『原神 minini』のキャラクターたちをモチーフにしたグッズの数々だ。先ほど壁に描かれた『原神』のフォトスポットをご紹介したが、そのすぐ近くに設置されているガラスケースでは、様々なグッズがじっくり見られるように展示されていた。
店舗内で販売されているグッズは、それぞれのキャラクターや種類ごとにキレイに並べて飾られており、キャラクター自体の彩りも相まって眺めているだけで楽しい。
アクセサリーなどだけではなく、ハンディファンなど普段使いできるアイテムもいくつか取り揃えられていた。折りたたみ傘はホワイトがベースカラーになっており、そこにキャラクターたちが散りばめられたデザインが採用されている。
さらに長傘も売られていたのだが、こちらはブラックがベースカラーになっており、そこに『原神』のロゴが描かれたケースが付いたクールなスタイルが採用されていた。こちらは、傘を開くと内側にキャラクターが描かれており、目立たないところでキャラクター愛を感じさせるグッズとなっていた。
このコーナーで個人的に気になったのが、巨大な「原神minini ウォータードーム」だ。1度ひっくり返して元に戻すと、水の中でキラキラとしたものが舞い散る幻想的なムードだ。ランダムに落ちるキラキラとその奥のキャラクターがかわいらしく、しばらく眺めたくなる癒しアイテムだ。
「原神minini フィギュア」や「原神minini フィギュアキーリング」、「原神minini 稲妻ギフトセット」もラインナップ。ガラスケースでも中身が飾られており、こちらも見やすくなっていた。ギフトセットの中身をじっくりと見られるのもありがたい。
全体としては『原神 minini』関連のグッズが多い印象だが、『原神』とLINE FRIENDSがコラボしたグッズとして、アクリルキーリングやTシャツ、タンブラー、PCケースなども用意されている。キャラクターごとに用意されているアクリルキーリングなどは種類も多いので、どれにしようか迷ってしまいそうだ。
壁3面と床を駆使した巨大なスクリーンに『原神』のスペシャルムービーが流れる「メディアゾーン」も登場!
今回のPOP-UPのもうひとつの目玉が、約40坪のスペースに3面の壁と床面に映像を投影した「メディアゾーン」が用意されているところだ。体験としては10分程のムービーとなっており、原神のロゴマークが現れると同時に目の前にどんどん道ができていくような映像が流れ出す。また、それに合わせるかのように、静かな音楽が徐々に『原神』の世界観へと誘ってくれるのだ。
その後、1枚の扉から景色が一気に切り替わり、桜が咲き乱れる世界へと変貌する。ゲーム内に登場する世界がいろいろと映し出される中、原神のキャラクターたちが登場し、様々な名シーンが映し出されていくのである。
「メディアゾーン」で流されるスペシャルムービーは動きも立体的で、光りが飛び散るなどド派手な演出のシーンが短いカットでどんどん展開されていく。それに加えて、床と両サイドの壁も含めた大きなスクリーンとして立体的に映像が見られることもあり、作品の世界に没入したような感覚で楽しめる。
音と絵だけでは伝わらない要素として、場面に合わせて風を感じるような演出も体験することができた。まさに新世代の映像体験だ。
映像は途中から『原神 minini』へと切り替わる。こちらは先ほどまでのクールなスタイルとはひと味異なる、ポップな雰囲気になっていた。また、10分間の上映時間のうち、最後の3分間は撮影タイムとなっており、映し出されているキャラクターたちといっしょに記念撮影が楽しめるようになっていた。
ということで、今回のメディア向け先行内覧会の模様をお届けしてきた。スペースにがコンテンツやグッズがてんこ盛りの状態となっており、作品ファンならどれもこれも目移りするほどに魅力的だ。なお、POP-UPの入場は無料となっているものの、事前予約制なので、興味がある人は公式サイトをチェックしてみてほしい。