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ロボットアニメにフォーカスした展示会「日本の巨大ロボット群像」が激アツすぎる。『機動戦士ガンダム』モビルスーツにも影響を与えた『宇宙の戦士』機動歩兵から、『マジンガーZ』『パトレイバー』など多数作品が展示。劇中サイズのガンダムの上も歩ける

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劇中サイズの全高18mガンダム。その大きさを歩いて体験しよう

続いて登場したのが、今回の展示の目玉のひとつでもある『機動戦士ガンダム』のエリアだ。中でも圧巻なのが、全高18mの等身大ガンダムが床一面に描かれていたことである。実際にガンダムが描かれた床の上を歩いてみると、改めてその大きさに驚かされる。

足元から頭まであるだけでもかなり距離があるうえ、写真にも収めきることができない。こうした巨大ロボットの存在をその身で体験ができるところも、今回の「日本の巨大ロボット群像」の楽しいところである。

「日本の巨大ロボット群像」レポート:『機動戦士ガンダム』モビルスーツにも影響を与えた『宇宙の戦士』機動歩兵など手数展示_026
間近で見ると想像以上にデカイ。
「日本の巨大ロボット群像」レポート:『機動戦士ガンダム』モビルスーツにも影響を与えた『宇宙の戦士』機動歩兵など手数展示_029
アニメのセル画のように、複数の絵をパネルで組み合わせて名シーンを再現するコーナーもあった。

ガンダムエリアを抜けると、アニメブームとともに80年代に登場した新たなロボット達の展示コーナーが出現。こちらで最初にお出迎えしてくれていたのが、宮崎駿監督が手がけたことでも知られる『ルパン三世 PART2』最終話「さらば愛しきルパンよ」に登場したロボット兵ラムダの全身が描かれたパネルだ。

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『装甲騎兵ボトムズ』のメカニックデザインを担当した大河原邦男氏による、スコープドッグのモックアップ。

少年心をくすぐる、巨大ロボットの内部構造にもフォーカス

巨大ロボットは外観の美しさはもちろんのこと、ロマンあふれる内部構造も大きな魅力だ。今回の展示では、こうしたロボットの内部構造にフォーカスした展示コーナーも用意されていた。

時代を通して異なるスタイルで描かれてきた巨大ロボットのアニメ。さらに歩みを進めると、1990年代に入りふたたび登場した、『鉄人28号』の頃のようなスタイルのロボット達が展示されていた。本展示会の最後、第7章として紹介されていたのが『地球防衛企業ダイ・ガード』『勇者王ガオガイガー』『機動戦艦ナデシコ』などだ。

巨大ロボットに関わってきた巨匠達のメッセージとグッズコーナーも

7つのテーマで展示されていたエリアをすべて抜けると、最後はアニメ界の巨匠のコメントが壁にズラリと並べられたコーナーが出現。アニメに限らず『電脳戦機バーチャロン』のプロデューサーだった亙重郎氏などのコメントも見られた。

さらにその先には、ここでしか手に入らないようなグッズも多数販売されていた。プラモデルやピンバッジ、書籍など、「大人買い」したくなる豊富なラインナップだ。

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最後に巨大ロボットに関わってきた重鎮たちのコメントが登場。
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展示エリアの最後は、大量のグッズが売られているコーナーが設置されていた。

この写真には全く写っていないものなど、さらに多くの展示物が同会場では用意されている。読み物の展示も多いうえ、音声ガイドが楽しめるポイントも用意されているので、ロボットアニメ好きなら見逃せないイベントだ。開催期間は1月13日(月)まで、年末年始も休まず開催されるとのことなので、お正月休みなどを利用して、ぜひ足を運んでほしい。

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ライター
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。

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