2月23日は『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』が発売された日だ。
『ニーア オートマタ』は、ヨコオタロウ氏がディレクターを務め、プラチナゲームズが開発を担当し、スクウェア・エニックスから発売されたプレイステーション4用ソフト。2017年3月18日(土)にはPC版が発売されている。


異星人に侵略された地球を舞台に、人類の切り札であるアンドロイド戦闘用歩兵“ヨルハ部隊”と、異星人が作り出した“機械生命体”との戦いが描かれる。『ニーア オートマタ』は『ニーア レプリンカント』、『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズとも世界設定につながりがある。
ただし、各作品間は大きな時間の流れがありストーリーでがっつりとつながっているというわけではないので、関連作品をプレイしていなくても楽しめる内容となっている。

プレイヤーは、ヨコオ氏による世界観やシナリオに心を奪われ、コンポーザーを務める岡部啓一氏の儚げな音楽に感情を揺さぶられたことだろう。
そして、『タクティクスオウガ』で知られる吉田明彦氏が描いた2B、9S、A2といったキャラクターたちは、国内だけではなく、世界中のゲーマーを魅了。白髪に黒い目隠し。アンドロイドとは思えぬゴシックな衣装は、男女問わず多くのプレイヤーの心を鷲づかみにした。


物語はマルチエンディング方式を採用。濃密なエンディングはもちろん、バッドエンドを含めて26種類もの結末が用意されていた。
また、プラチナゲームズによるバトルアクションはとても美しく、2B、9S、A2たちが華麗に戦う姿は、それだけで十分なエンターテインメントとなっていた。
2024年12月27日には、世界累計&ダウンロード販売本数が900万本を突破したことも発表されており、世界中で愛されている名作として現在もその存在感を示している。
