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「アイマスは現実、ミクは理想」ドワンゴVR部がガチで分析するVRアイドルゲームの最前線

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 あらゆるVRゲームをプレイし尽くすドワンゴVR部」が次にプレイするのは、アイドルのライブ会場の熱気を体感できる2つのVRゲーム。
 バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション』と、セガゲームスの『初音ミク VRフューチャーライブ』だ。強力なコンテンツ力を持つ両者がPS VRに参戦。多くのファンから期待を集めている。
 プレイするやいなや、両者のあまりのゲーム性の違いに驚くVR部メンバー。VRゲームの特性やコンテンツ性の違いからその理由を考察する!

『アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション』公式サイトより。
『アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション』公式サイトより。
『初音ミク VRフューチャーライブ』公式サイトより。

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ライブの楽しさを最大限に味わえる

まずは『アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション』をプレイしてもらいましたが、第一印象はどうでしたか?

ライブ会場感というか、自分の周りに同じようにサイリウムを振っている人がいるっていうのがすごくいいですね。

3曲しかないのが悔しいくらいですね。アイドルPV鑑賞じゃなくて、周りの観客たちと一緒に楽しむ。まさにライブの楽しさでしたね。

むしろアイドルよりも他の観客のほうが近いですしね。

そういう意味では、最初に「2列目に立っている」という設定が重要ですよね。

最前列ではなく?

プレイヤーの最初のポジションは「2列目」。

そうなんです。他のファンがサイリウムを振っている様子が見えるというのがポイントですね。

このゲームはそういう「俺たち」を見ながらVR「俺たち」について考えるゲームかもしれません(笑)。

VR俺たち(笑)。

会場を一人で借り切ってライブを独り占めするゲームだったとすると、それはおもしろくなかったと思うんですよ。同じ気持ちの人たちがいっしょに掛け声をかけて、サイリウムを振るっていうのが楽しくて。

ライブをちゃんと知っていないと作れない感じがしますよね。

わざわざ最後列でライブを見る楽しさ

わざわざ遠くの席にも座れるんですよ。最後列や端にも行けるんですよね。間近で見られることが売りのゲームなのかと思いきや!

最後列から。
端からも。

最近映画で応援上映【※】とかあるじゃないですか。あれも一番前で見るよりも一番後ろから見たほうが楽しくて。

※応援上映:映画館で声を出して鑑賞できる上映会。『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(キンプリ)や『シン・ゴジラ』などで一般に広まった。

他の人の反応が見えるのは楽しいんですよね。

最後列から見る楽しみもあるんですね。

私は最後列から見るのが一番好きでした。

観客がウェーブしているのが見えて、テンション上がりますね。

ハプニングで伝説のライブ!?

ゲームシステムはどうですか?

音ゲーのような評価システムはないですが、それは特に気になりませんでした。

個人的には、練習モードはちょっと欲しかった。コールとかわからなかったので適当にマネしていたんだけど、ここではこういう風にやるんだよって教えてくれるとよかったです。

先輩オタク的存在がほしいと。

あと、ステージのバリエーションはあってもよかったかもしれないですね。気球が飛ぶとか。

屋外のコンサートで悪天候になるとかね。

突然PAが壊れて、生声しか聴こえないとか。

伝説のライブですね(笑)。

でも、そういうの体験したくないですか?

観客のバリエーションも増やしたいですよね。法被とか着せたい。

今後のダウンロードコンテンツに期待ですね。

本物のライブ感を出すために

こういうゲームだと、オンラインで他のプレイヤーと同期するのも楽しいんじゃないかなと思うんですよね。次のVRライブは何日の何時から何時までやりますと。チケットを買って、終わったらツイッターで感想を言うんです。

現実の時間と同期ですか。

ゲームで期間限定のライブをやれば、このライブに行ったよってツイッターに書き込んで交流できる。ゲームの中に実装しなくても、現実にすでにあるインフラで楽しめます。

UGC(ユーザーが生成するコンテンツ)にもなりますよね。今日のライブはこうだった、昨日のライブはこうだったみたいな。

今までのアイマスは公式のライブが1年に数回しか開催されないことで、みんなが同じライブについて語り合えましたからね。

続いて『初音ミク VRフューチャーライブ』をプレイしてもらいましたが、こちらはどうでしたか?

初音ミクのライブがVR内に広がる。

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