有限会社ハチノヨンは、Nintendo Switch版『Undertale』のパッケージ版とダウンロード版を、2018年9月15日に発売すると発表した。
オリジナルのPC版が発売された2015年9月15日から、ちょうど3周年を迎えてのリリースとなる。価格は通常パッケージ版が4000円(税別)、コレクターズ・エディションが8800円(税別)、ダウンロード版が1500円(税別)。
『Undertale』は、トビー・フォックス氏開発によるロールプレイングゲームだ。プレイヤーはイビト山から大きな穴に落ちたひとりの子どもとなり、個性豊かなモンスターたちが住まう地下世界を冒険することになる。
『MOTHER』を想起させる優しくもどこか心に突き刺さるゲーム全体のテイストに加え、『東方』シリーズから影響を受けた弾幕避けのような戦闘システムや、トビー・フォックス氏のユーモアや演出、そして巧みなストーリー展開が魅力。
ほぼひとりで開発されたにも関わらず口コミで大ヒットを記録し、その後はPCだけでなくPS4でもリリースされた。そして今回発売されるNintendo Switch版『Undertale』は、今年3月のNintendo Directにてサプライズとして発表されている。
なお今回の発表でゲームプレイに関する違いは伝えられておらず、Nintendo Switch版はPC版やPS4版と同一のコンテンツ内容だと考えられる。
またパッケージ版には、PS4版と同じく本作のグラフィックを描いたテミー・チャン氏による24ページのストーリーブックレットを封入。同時にリリースされるFangamer.jp専売のコレクターズ・エディションも、今年1月に発売されたものと同一のアイテムを収録している。
■コレクターズエディション(通常パッケージ版に加えて以下のアイテムを同梱)
・「UNDERTALE」コレクターズエディション 2 枚組サウンドトラック CD(収録曲数 100 以上)
・「UNDERTALE」トビー・フォックスによる解説付き、楽譜ブックレット(日本語版、6 曲収録)
・14金でコーティングされた真鍮製オルゴールロケット
・任本後版限定「イヌみくじ」(6 種のうち、いずれかをランダムに封入)
*戌年の2018年12月31日販売分まで同梱
・「ちていのなかま」マイクロファイバークロス(3 種のうち、いずれかをランダムに封入)
ここ近年のインディーゲームを代表するひとつの作品である『Undertale』。まだ決意の物語を体験していないプレイヤーは、今回のNintendo Switch版をぜひチェックしてみてほしい。
文/ishigenn