Take-Two Interactiveは現地時間の11月7日、10月26日に発売された『レッド・デッド・リデンプション2』(Red Dead Redemption 2、以下RDR2)が、現時点で全世界1700万本出荷を達成したと発表した。
あわせて発売8日間で2010年5月に発売された初代『RDR』の8年間の売り上げ記録を超えたことも明らかにされている。なお2015年8月時点で、初代『RDR』は1500万本出荷を達成したことが公表されていた。
開発は『グランド・セフト・オート』シリーズで知られるRockstar Gamesが担当、前作の前日譚を描く西部劇オープンワールドゲームとして2016年10月に発表された『RDR2』。10月26日にPS4、Xbox Oneで発売されて以降、発売3日間で7億2500万ドルを売り上げるなど、その快進撃はとどまるところをしらない。
プレイヤーからの評価とは若干の剥離が見られるものの、海外メディアでは軒並み90/100から100/100のレビュースコアを獲得している。
今回、Take-Two InteractiveのCEOであるストラウス・ゼルニック氏も、シリーズで今世代向けに一から開発したのは初となる『RDR2』がレビュー集積サイトMetacriticで97/100という平均スコアを記録していることをアピールした。これは数々のゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞した『グランド・セフト・オートV』と同じ平均スコアとなっている。
『Red Dead Redemption 2』が発売から3日間で7億2500万ドルを売り上げる。エンターテイメント産業最大の発売初週末売り上げを記録
CEOのゼルニック氏は『RDR2』のセールス結果によって今年度の第2四半期の業績は力強いものになっており、同社の予想以上の成功となった報告。2019会計年度の業績見通しを引き上げることを明らかにしている。
すでにセールス面で大きな成功をおさめている『Red Dead Redemption 2』だが、今月にはオンラインマルチプレイヤー『Red Dead Online』がローンチされる予定。2013年9月に発売された『グランド・セフト・オートV』のオンラインゲーム『グランドセフトオート オンライン』は、発売から5年が経った現在もセールス面が好調でアップデートが継続されるなど長期にわたる成功をおさめており、『RDR2』もさらなる躍進が予想される。
文/ishigenn