カプコンは12月10日、生配信番組「『モンスターハンター:ワールド』スペシャルプログラム」にて、『モンスターハンター:ワールド』の超大型コンテンツ「アイスボーン」を正式発表した。
「アイスボーン」は従来シリーズのG相当となる超大型コンテンツで、『モンスターハンター:ワールド』のエンディング後から始まるさらなるストーリーが描かれるという。新たなクエストランクとアクション、フィールド、モンスター、武器防具が追加。リリース時期は2019年秋、価格は未定とされている。
配信形式はディスク版とデジタル版で、すでに『モンスターハンター:ワールド』をプレイしているプレイヤーはストアから大型拡張コンテンツとして購入するかたちになる。
また配信では、既存の『モンスターハンター:ワールド』におけるアップデート情報も公表された。12月20日午前9時から1月4日8時59分までは、歴戦王マム・タロトが登場予定。従来のマム・タロトは登場しなくなるが、各素材はこの歴戦王バージョンからもドロップするようになる。
特定の条件を経て「怒り荒ぶる状態」にすると新たな攻撃を仕掛けてくるようになり、この状態で撃破するとよりよい報酬が得られる可能性が高くなるという。また歴戦王マム・タロトとの戦いでは、特定の条件を満たすことで虹色枠の新たな鑑定武器が登場する。このほか、γ装備が作成可能であることも明かされている。
さらに大型のコラボレーションとして、『The Witcher III: Wild Hunt』の主人公ゲラルトが登場するクエストが公開されることが明らかにされた。
日本語の新録ボイスも収録する力の入れようになっているとのこと。内容は伏せられているが、モンスタースレイヤーであるウィッチャーが『モンスターハンター』の世界でどのように活躍するのか気になるところだ。こちらは2019年初頭に配信予定となっている。
これ以外にも、2019年春に歴戦王ネルギガンテが追加されるほか、発売1周年を祝したアステラ祭【感謝の宴】の開催や、序盤をプレイできる体験版の配信も予定されている。これらのアップデートは体験版を除き、今後Steam版でもプレイ可能となることが強調された。
次回の『モンスターハンター:ワールド』の最新情報は2019年春に届けられる予定だという。大型拡張「アイスボーン」を含め、今後どのような動きを見せるのかチェックしていきたい。
【UPDATE 2018/12/10 23:30】 文章を加筆しました。
文/ishigenn