Microsoftは3月13日に配信した「Inside Xbox」にて、『Halo: The Master Chief Collection』のPC版を正式発表した。自社のWindows Storeのみでなく、Steamでも配信される予定となっている。
また配信では『Halo: Reach』がXbox One版とPC版のどちらにも追加でリリースされることが発表された。マルチプレイヤーモードとシアターモードはアップデートで追加され、キャンペーンとファイアファイトモードはプレミアム追加コンテンツとして入手可能となる。Xbox One上では4K/HDRおよび60fpsにて動作。また、Xbox Game Passへも追加されるとのこと。
Fire up your rigs, Halo: The Master Chief Collection is coming to PC! #InsideXbox https://t.co/GU45COL8fH pic.twitter.com/oSHN8jqF8z
— Xbox (@Xbox) March 12, 2019
『Halo: The Master Chief Collection』は2014年にXbox Oneでリリースされたタイトル。シリーズの過去作である『Halo: Combat Evolved Anniversary』、『Halo 2: Anniversary』、『Halo 3』、『Halo 4』、 新実写ムービーシリーズ『Halo: Nightfall』、を収録しており、2015年に発売される『Halo 5: Guardians』へ続く架け橋のような作品としてMicrosoftから販売された。
一方で『Halo: Reach』は2010年にXbox 360でリリースされた作品で、現在シリーズの開発を担当する343 InustriesではなくBungieが手がけた最後の『Halo』となっている。マスターチーフではなくスパルタン部隊「ノーブルチーム」の面々を描く物語はオリジナルのシリーズとは異なった魅力があり、またそのエモーショナルなエンディングはたびたび「もっとも素晴らしいゲームエンディング」の候補として挙がることがある。
Anyone for 🍕? Halo: Reach is coming to the Master Chief Collection! Here's 343’s Community Director @ske7ch with the deep dish. #InsideXbox pic.twitter.com/1CoZzFi9T8
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なお『Halo: Combat Evolved』はPC、『Halo 2』はWindows Vistaへと移植されているが、『Halo 3』以降はシリーズ作品はPCでリリースされてこなかった。また、『Halo: The Master Chief Collection』では「クラシックモード」が搭載され、フルHDで再現されたグラフィックスと当時のグラフィックスを瞬時に切り替えることが可能。現代で『Halo』をプレイするにはもってこいのタイトルとなっている。
文/ishigenn