Behaviour Interactiveは、非対称対戦型サバイバルゲーム『Dead by Daylight』のモバイル版を発表した。プラットフォームはiOSとAndroid。基本プレイ無料。日本を含む、2019年末に全世界でリリースする。
『Dead by Daylight』はカナダのBehaviour Interactiveが開発している非対称型の対戦サバイバルゲーム。プレイヤーは「キラー」と呼ばれるひとりの殺人鬼と、「サバイバー」と呼ばれる4人の生存者に分かれる。生存者の目的はキラーの魔の手から生き延び、ステージを脱出すること。逆にキラーは、生存者の脱出を阻止し、彼・彼女ら始末することが目的だ。
1v4という特殊なルールのゲームながらも、現在はプレイヤー数およそ1200万人という圧倒的人気のゲームに成長した。
今回のモバイル版は専門のチームが開発を手掛けている。既存のゲームプレイやモードに加えて、スマートフォン、タブレット向けに最適化した操作を実現しているという。すでに公開されているモバイル版トレイラーでは、その操作イメージを掴むことができる。このモバイル版では、外にいながら友達と顔を見合わせながら一緒に楽しめることも可能だろう。
『Dead by Daylight』はさまざまな既存のホラー作品ともコラボしていて、『死霊のはらわた リターンズ』や『スクリーム』ともコラボしたばかり。モバイル版発売に向けて、これからどんどんコンテンツが充実していくだろう。
非対称対戦型サバイバルゲームでもっとも有名なタイトルがスマートフォンに登場ということで、モバイル業界に大きな影響力を持ちそうだ。すでに本作はコアゲーマーだけではなく、カジュアルにゲームをプレイする層に届いており、大きな反響を呼び起こしている。タレントでモデルの本田翼さんがYouTubeで実況プレイして、同時視聴者が10万人を超えたことは記憶に新しい。
『Dead by Daylight』は、Nintendo Switch版の発売日が今年9月26日に予定しており、さらなる規模の拡大が予想される。ここから新しい現象が起こったり、コミュニティが活性化していくだろう。本作の動きには今後とも要注目だ。
ライター/福山幸司