gamescom 2019のオープニングライブにて、宇宙開発シム『Kerbal Space Program 2』が発表された。プラットフォームはPlayStation 4、Xbox One、PC。2020年に発売予定となっている。
パブリッシャーは前作に引き続き「Take-Two Interactive」のインディゲームレーベル「Private Division」が担当。一方で開発は前作のスタジオ「Squad」に変わって「Star Theory」が担当する。記事執筆時点でデベロッパーの公式サイトも見当たらないため、本作のために新たに立ち上げられたデベロッパーのようだ。
※実際のゲーム映像ではないことが記されている。
公式サイトによれば、ゲームは前作の拡張ではなく、いちから完全に再設計されているという。緑色のコミカルな宇宙人カーバルたちの乗る宇宙船を設計し、資金を集めるコロニーを作り、銀河の秘密を明らかにする。
前作の雰囲気を損なわずに改良されたUI、およびアセンブリとフライトの指示により、熟練者と初心者の両方が、自身の制作物をテストできる。
本作ではコロニーを作ることもできるようになる。ただの物理的な課題のためだけの施設ではなく、燃料などのリソースを集め、外宇宙探検の足がかりとしても機能するようになるようだ。星間旅行を行うことも本作の大きな特徴となる。
また、前作ではMODでの対応となったマルチプレイにも正式に対応する。詳細は後日明らかにされるとのことだが、深宇宙探索を他のプレイヤーと協力して行うことができるようだ。
ついに明らかになった『Kerbal Space Program 2』。マルチプレイや深宇宙探索など、前作から大きくパワーアップし、カーバルたちはさらなる困難に立ち向かうことになりそうだ。
ライター/古嶋誉幸