ゲーム開発者のエリック・バローネ氏は、農場経営シム『Stardew Valley』が2016年2月26日のリリースより4周年を迎えたことを伝えるとともに、本作の「バージョン1.5」アップデートを発表した。
Thanks everyone for the Stardew Valley 4-year anniversary wishes. It's been a pleasure, and I look forward to another great year! Now that 1.4 is out on all intended platforms, I'd like to announce that there will be another free content update (1.5)..it's currently in the works!
— ConcernedApe (@ConcernedApe) February 26, 2020
『Stardew Valley』は『牧場物語』シリーズに影響を受けた農場経営シムだ。プレイヤーは祖父の農場を継ぐためスターデューバレー村にやってきた若者として、作物の栽培や畜産、養蜂、鉱石採掘といった農場経営から、個性豊かなペリカンタウンの住人たちとの交流などを楽しむことができる。
2016年にPC版がリリースされてからPlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch、スマートフォンなどで展開。はてはテスラ電気自動車にも移植されている。
また『Stardew Valley』では、DLCのような追加コンテンツ料の大型アップデートが無料で配信されており、これまでバージョン1.3ではマルチプレイに対応、1.4では新たなエンドゲームコンテンツや結婚後の生活を含むキャラクターイベント、釣り堀、無数のアイテムとコスメティックアイテムが追加された。
バージョン1.5の内容は現時点で明らかにされていないが、これまでのアップデートと同様に無料になるという。今回の発表から続いたファンと開発チームのやり取りでは、現在も有料コンテンツは計画されていないことが明らかにされた。
またTwitter上では、ある新人ゲーム開発者から「1ヶ月開発していまだに戦闘を実装できていません。ゲーム開発とはこれほど難しく時間が掛かるのですか?」と質問され、「『Stardew Valley』の開発では毎週60時間から70時間、4年間半働いています。それでも目の前に自分のアイデアと世界が生まれてくるのはやりがいと満足感があります。がんばれ!」と応援する一幕もあった。
開発チームは先日、2種類の新規プロジェクトを進めていることも伝えていたが、発売から4年が経っても『Stardew Valley』の開発は変わらず続くようだ。バージョン1.5のリリースを楽しみに待ちたい。
ライター/古嶋誉幸