いま読まれている記事

『Fallout 76』のフリーウィークエンドが5月15日から19日まで開催。大型アップデートで生まれ変わったアパラチアを無料で試すチャンス

article-thumbnail-200514c

 Bethesda Softworksは、オンラインRPG『Fallout 76』を無料で遊べるフリーウィークエンドの開催を発表した。期間は日本時間5月15日(金)午前1時から19日(火)午前1時まで。

 今回のフリーウィークエンドでは、NPCを追加しゲームプレイを改善した大型アップデート「Wastelanders」も体験可能。対象プラットフォームは明示されていないが、Eurogamerなどの一部海外メディアは「PC(Windows)、PlayStation 4、Xbox Oneの全プラットフォームで開催する」と報じている。

 また、同期間中にはダブルXPイベントも開催される予定で、ゲーム内はいつにも増してプレイヤーが増えることが予想される。

 

『Fallout 76』のフリーウィークエンドが5月15日から19日まで開催。大型アップデートで生まれ変わったアパラチアを無料で試すチャンス_001
(画像は『Fallout 76』公式サイトより)

 『Fallout 76』はBethesda Softworksの人気RPGシリーズのスピンオフ作品として2018年に発売されたオンラインRPGだ。シングルプレイゲームではないため、他のプレイヤーとともに『Fallout』の世界を旅することができる。

 ゲームのリリース当初はNPCが実装されていなかったため、従来の『Fallout』のようなシングルプレイを求めていたプレイヤーから大きな失望を買った。ほかにもバグやゲームプレイを牽引する目的の欠如など、さまざまな問題点を抱えたままローンチし、決して高い評価は得られなかった。

 その後の開発では方針を変更し、複数の勢力に所属するNPCやクエストラインを追加する無料の大型アップデート「Wastelanders」を発表。2020年4月にリリースされた。
 レビュー数に大きな差があるが、レビュー集積サイトMetacriticでは各プラットフォームで50点前後の評価にとどまっている『Fallout 76』に対し、『Fallout 76 Wastelanders』は60点台に乗り、少しずつではあるが評価は上昇傾向にある。

 さまざまなプレイヤーが集うマルチプレイゲームだけに、ゲーム内ではそれまでのシリーズと少し異なる楽しみ方が見いだされている。これまでには、『Fallout 4』の人気キャラクター「プレストン・ガービー」になりきって居住区の危機を人々に訴えるロールプレイを行うプレイヤーや、自分の拠点を自由に製作するシステム「C.A.M.P」を利用して他のプレイヤーを楽しませるアトラクションを作るプレイヤーが登場。

 また、トイレットペーパーの買い占めや価格高騰といった現実の投影や、核攻撃によってゲーム内世界だけでなくサーバーまでダウンさせる一風変わった事件も起きている。

『Fallout 76』のフリーウィークエンドが5月15日から19日まで開催。大型アップデートで生まれ変わったアパラチアを無料で試すチャンス_002
(画像はSteam『Fallout 76』より)
『Fallout 76』のフリーウィークエンドが5月15日から19日まで開催。大型アップデートで生まれ変わったアパラチアを無料で試すチャンス_003

(画像はSteam『Fallout 76』より)

 発売当初の不評が少しずつ改善され、それに伴い評価も少しずつ改善されている『Fallout 76』。発売当初にゲームの内容や評価を見て買うことをやめてしまった方も、これを機に一度本作を試してみると良いかもしれない。

ライター/古嶋 誉幸

ライター
『Fallout 76』のフリーウィークエンドが5月15日から19日まで開催。大型アップデートで生まれ変わったアパラチアを無料で試すチャンス_004
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ