『あつまれ どうぶつの森』を使ったトークショー「Animal Talking」の第2シーズンを前に、“マチェーテ”ことダニー・トレホ氏の島での生活を紹介する動画「Danny’s Diary With Danny Trejo」(ダニー・トレホのダニーズダイアリー)の第1話が公開された。
強面のタフガイがTwitterに投稿した写真はイメージギャップから話題となったが、本動画では謎に包まれていたトレホ氏の島が紹介される。「パート1」と銘打たれていることから、今後も新たなエピソードが追加される予定のようだ。
トレホ氏の島の中心、案内所の正面には「Trejo’s Tacos」が出店している。現実でも氏は「Trejo’s Tacos」をはじめ、複数の飲食店を持つ経営者である。同店舗の公式サイトには、サイン入りのレシピブックなど、さまざまなトレホグッズが販売されている。『あつ森』支店ではビーガンメニューやグルテンフリーメニュー、そしてオーソドックスなタコスなどが売られている、という設定だ。
今はまだタコススタンドといった見た目だが、ゆくゆくは「Trejo’s Taco Cantina」をグランドオープンし、みんなを招待したいと経営者らしい事業拡大の目標も語っている。続いて紹介される観光名所は「マッスルビーチ」。ブームボックスと共にトレーニング機器が浜辺に所狭しと並べられている。
2019年に車両の衝突事故が起きた際、偶然近くにいたトレホ氏がほかの通行人とともに救助活動を行ったことが報じられたが、ゲームのなかにおいても日々のトレーニングは欠かしていないようだ。
Live on @ShowJeremiah right now and again tonight 9pm PST. Listen anywhere in the world LIVE Tune In: https://t.co/ej8bTc7eBO pic.twitter.com/j24vYysBZ4
— Danny Trejo (@officialDannyT) May 28, 2020
観光案内の合間には釣りや虫取りを楽しんだり、マトリョーシカの作り方を学んだりしているが、ときおり氏のポケットからチョウチョが飛び出していくシーンは見所だ。タフガイのポケットから蝶がひらひらと飛び立つ姿はなんとも可愛らしい。
魚釣りはまだ慣れていないのか、番組の中盤では一匹の魚を追って何度も糸を垂らす姿が見られる。そして、何かを手に入れるたびに氏のポケットから蝶が飛び立っていく。島を案内されたアダム氏も「一体何匹の蝶を捕まえたんですか」と大笑いしている。
「Animal Talking」では、お気に入りの住人はスネーク(モモチ)という忍者の格好をしたピンクのウサギと、フロー(レイラ)というペンギンだと語った氏だが、今も変わらず仲良くしているようだ。トレホ氏は彼らのことを「良き隣人だ」と紹介している。
トレホ氏は『あつ森』でも、氏らしいスローライフの過ごし方を楽しんでいるようだ。新しいエピソードの公開が待ち遠しい「Danny’s Diary With Danny Trejo」。タフガイの可愛らしい一面が存分に発揮される番組なので、末永く続いていって欲しいと願うばかりだ。
ライター/古嶋 誉幸