一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、中止となった「東京ゲームショウ」に替わるオンラインイベント「東京ゲームショウ2020 オンライン」(以下、「TGS2020 ONLINE」)の開催を発表した。開催日程は9月24日(水)から27日(日)まで。
なお、23日(水)には出展社やゲーム業界の関係者に向けたオンライン商談会が開催される。本発表にあわせて、6月25日(木)より出展社の募集が開始されている。ゲーム業界関係者の個人については有料で、8月中旬ごろに参加募集を開始するとしている。
「TGS2020 ONLINE」では4日間にわたり大手ゲームメーカーからインディーまで、さまざまなゲーム関連の企業・団体による新作タイトルや、新サービスなどの情報が公式番組および出展社の配信番組・動画などを通じて発表される。また、eスポーツ大会の配信や物販についての情報も発信されるほか、主催者企画による「ゲームの最新トピックスが分かるオンライントークセッション」などのコンテンツが視聴無料で実施される予定だという。
さらに、インディーゲーム開発者たちが自分の作品に取り入れた「はっと驚くようなアイデア」のプレゼンを競う大会「センス・オブ・ワンダー ナイト 2020」も9月25日(金)の開催が発表された。こちらの大会は世界のゲーム開発者たちが集まる「Game Developers Conference」(ゲーム開発者会議、GDC)で2001年に始まったプレゼンセッション「Experimental Gameplay Workshop」から発想を得て企画されている。
昨年度はアスキーアート(AA)で描かれた世界を冒険する『Stone Story RPG』や、『ロックマンエグゼ』シリーズの影響を受けたデッキ構築型ローグライクアクションゲーム『One Step From Eden』が受賞しており、インディーゲームの登竜門ともいえる大会である。インディーゲームに興味があればこちらもぜひチェックしてみてほしい。作品の応募締切は7月31日(金)だ。
追加情報やそのほかの詳細については決定次第「東京ゲームショウ」の公式サイトなどから発表される予定なので、引き続き続報を待ちたい。
ライター/ヨシムネ