PCゲーム販売プラットフォームを運営するEpic Gamesは、一人称視点ホラーゲーム『Layers of Fear 2 恐怖のクルーズ』とアドベンチャーRPG『Costume Quest 2』の配信を開始した。期間は10月23日(金)から10月30日(金)午前0時まで。
なお、10月30日(金)からは同名映画の伝承に基づいた一人称視点ホラーゲーム『ブレア・ウィッチ』と、原作映画よりあとの物語を新たなグラフィック技術で描く三人称視点シューティング(TPS)ゲーム『Ghostbusters: The Video Game Remastered』が配布される予定だ。
2019年12月に日本語版が配信された際のトレーラー映像
今回配信される『Layers of Fear 2 恐怖のクルーズ』は、前作『Layers of Fear』や『>observer_』、そして上記の『ブレア・ウィッチ』で知られるポーランド・クラコフのゲーム開発スタジオBloober Teamの作品だ。パブリッシャー(販売元)はスプラッター映画『13日の金曜日』をゲーム化した『Friday the 13th: The Game』の開発に携わったGun Mediaが担当している。
本作は、映画撮影のために貸し出された遠洋定期船にて繰り広げられる狂気をハリウッド俳優の視点で描いた心理的ホラーである。謎めいた監督が発する「アクション」のひと声に従い、主人公は己の過去から作り出された虚構と真実が入り混じった世界へ向き合わなくてはならない。
2020年12月10日(木)発売予定の新作ホラーゲーム『The Medium』に携わっているアルカディウス・レイコウスキー氏が作曲を手がけた、穏やかながらも不安定なクラシック音楽も印象的な作品だ。
もうひとつの無料配布作品である『Costume Quest 2』は、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く開発スタジオDouble Fine Productionsの作品だ。同社は、2021年に新作がリリース予定の『Psychonauts(サイコノーツ)』シリーズや『運命の洞窟 THE CAVE』(2013)などの作品で知られる。
本作の物語は、前作『Costume Quest』のダウンロード拡張版「Grubbins on Ice」に続くものとなっている。プレイヤーは兄弟の「Wren」と「Reynold」を操作して、お菓子を配るハロウィーンをぶち壊そうとする歯科医の「Orel White」を阻止するため、過去と未来をまたにかけて大冒険を繰り広げる。
2014年にSteam版がリリースされた際のトレーラー映像
キャラクターが装備できる仮装にはそれぞれ異なる技や能力が付与されており、戦闘時の攻撃や防御、回復などの際に役立つ。また、本作では「Creepy Treat Card」と呼ばれるコレクション可能なアイテムも存在し、消費することで強力な戦闘時効果を発揮する。
10月23日から10月30日の週、そして10月30日から11月6日(金)までの週はハロウィーンにちなんだ無料配布のラインナップとなっているようだ。ぜひともソフトをライブラリに追加したのち、好きなときにダウンロードして楽しんでみてほしい。
ライター/ヨシムネ