エレクトロニック・アーツ(EA)は、日本時間11月5日(木)の13時ごろ、Steam版『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の正式サービスを開始した。本作はすでにPlayStation 4、Xbox One、PC(Origin)で配信されており、今回新たにPC版の配信プラットフォームへSteamが加わったかたちだ。
Origin版とSteam版はゲームアカウントを連携可能で、Origin版のプレイデータやアンロック済みのキャラクターなどをそのままSteam版へ引き継いでプレイできる。
『Apex Legends』は、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に置くRespawn Entertainmentが開発する作品である。同社が手がけた一人称視点シューティング(FPS)ゲーム『Titanfall(タイタンフォール)』シリーズのスピンオフにあたる。本作はリリース後1ヶ月で総プレイヤー数5000万人突破の記録をはじめ、元軍人のおじいちゃんゲーマーや“きんいろモザンビーク”が大量出現するイベントなど、さまざまな話題を生みだしてきた。
10月6日のアップデートでは、異なるプラットフォームのプレイヤーが一緒に遊べるクロスプラットフォーム機能もベータ版として実装されており、今回サービスが開始されたSteam版も本機能へ対応している。今後の予定についてはPlayStation 5版とXbox Series X│S版への後方互換機能にも対応するほか、リリースは延期されているものの、Nintendo Switch版の開発も鋭意進行中のようだ。
日本時間11月5日(木)に開幕したシーズン7では、新キャラクターの「ホライゾン」や新マップ「オリンパス」が実装された。このほか、本作では初となる操縦可能な乗り物「トライデント」や、チームメイトにふさわしいプレイヤー仲間を探すための「クラブ」機能などの新要素も追加されている。
なお、Steam版のプレイヤーには、運営元であるValveが開発した『Portal』などの作品とコラボした3つのガンチャーム(銃用アクセサリー)がプレゼントされる。
Origin版のプレイヤーは、アカウントをぜひ一度連携させて、Steam版でのプレイで限定のガンチャームを手に入れてみてほしい。
ライター/ヨシムネ