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幻想的なアートと精神的ホラーの要素を含むひきこもりRPG『OMORI』発売日が12月25日に決定。6年以上の開発期間を経て完成した「記憶と真実」を巡る旅

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 アメリカを拠点に活動するアーティストチーム「OMOCAT」は、精神的ホラー要素を含む“ひきこもりRPG”『OMORI』を12月25日(金)にSteamで発売すると発表した。

 RPGツクールで開発されている『OMORI』は「死」「うつ病」をテーマに、奇妙で夢のような世界が映し出される作品だ。本作は2014年にKickstarterで製作費を募るクラウドファンディングを実施し、約20万ドル(2000万円)以上を調達。日本のアニメやマンガ、そしてゲームのエッセンスを取り入れつつ、どこかに陰を感じさせる独自のアートスタイルで話題を集めている。

 本作では、主人公である引きこもりの少年「OMORI」を通して、過去と未来のふたつの世界を行き来しながら彼の記憶や世界の真相を紐解いていく。Kickstarterプロジェクトの説明文によれば、作中には8つ以上のダンジョンと60人以上のNPCが登場。人間の感情に基づいたステータスとJRPG形式のターン制バトルも用意されているようだ。

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(画像はSteam『OMORI』より)
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(画像はSteam『OMORI』より)
幻想的なアートと精神的ホラーの要素を含むひきこもりRPG『OMORI』発売日が12月25日に決定。6年以上の開発期間を経て完成した「記憶と真実」を巡る旅_003
(画像はSteam『OMORI』より)

 「OMORI」自体については本作のキャラクターではなく、チームを主宰するOMOCAT氏自身のブログや短編小説などの作品に登場するキャラクターのひとりであった。しかし、氏のなかには長年「ゲームで表現したい」との想いがあり、クラウドファンディングプロジェクトから6年、2011年12月に「OMORI」が初登場してから9年を経て現実のものとなった。

 なお、日本国内における本作の販売はPLAYISMが担当する。日本語へ対応する予定もあるようなので、興味があればSteamのウィッシュリストに登録して発売日を待ってみてほしい。

ライター/ヨシムネ

ライター
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2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。

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