マイクロソフトは2月17日(水)、「Xbox ワイヤレス ヘッドセット」を3月16日(火)に発売すると発表、細かい仕様なども同時に公開した。価格は1万978円。
今回発表された「Xbox ワイヤレス ヘッドセット」は1万380円という価格で、ワイヤレス、低遅延、高音質などを叶えた商品。デュアルビームフォーミングマイクによって、人の声と生活音を聞き分け、さらに音源の発信元を特定することでプレイヤーの声をより正確に拾うことができる。自動ミュート機能やマイクがオンのときはインジケーターにライトがつく仕様で、うっかりマイクをつけっぱなしにしてしまうミスもグンと減りそうだ。
また、もし「せっかくゲームに誘われたのに、ヘッドセットの充電がない」というときも高速充電を活用することで、30分の充電で約4時間の使用が可能になる。なお、バッテリーの持続時間はコンソールからの距離、追加のアクセサリ、使用方法などさまざまな要素に影響を受けるため注意が必要。マイクロソフトによるテスト時は生産前段階の製品が使用された。
もちろん音響だけでなく装着感やデザインにもこだわっており、PUレザーをふんだんに使用しているほか、耳まわりの圧力を均等に分散する柔らかいイヤーパッド、そして312gという軽量なボディで疲労感を感じにくい仕様となっている。
見た目はXbox SeriesX|Sの色調などを引き継いでおり、コンソールと同じく生活空間に馴染む控えめな色調にくわえて、操作用のボタンやインジケーターは円を中心としたデザインとなっている。
耐久性の高いフレームはもちろん、左右のイヤーカップにはラバーをあしらった操作しやすいダイヤルリング、そして自由に位置調整可能かつ使わないときは格納もできるマイクを搭載しており、機能面もデザイン面もバッチリの仕上がりだ。
「Xbox ワイヤレス ヘッドセット」は、Xbox Series X|S、Xbox One、そしてWindows 10 PCなど複数のデバイスに同時に接続が可能となっており、これによって携帯で音楽を聴きながらゲームをプレイすることも叶う。
さらにXbox Series X|S、Xbox One、そしてWindows 10 デバイスに搭載されている「Xbox Accessories」アプリでは、カスタムイコライザの設定や低音ブースト、自動ミュートの感度などの細部にいたるまでカスタマイズができる。なお、「Xbox ワイヤレス ヘッドセット」はXboxコンソールと接続することで自動的にアップデートされる。
発売日は3月16日(火)。プロジェクトの設計者兼リードのエリック ガルシア氏は商品について「製品を使ってゲームを遊ぶのがリビングルーム、ゲーム専用ルーム、さらには学生寮であれ、最高水準の体験を得られるように、そしてあらゆる種類の音に対して通用するようにと粘り強く調整を行いました。」と語っているので、期待して待とう。
2月17日(水)よりMicroSoft Storeにて順次先行予約を受け付けるとのことだが、本稿執筆時点では開始していないので気になる方はぜひこまめに商品ページをチェックしてほしい。