ゲームパブリッシャーのCoffee Stain Publishingは、スウェーデンへ拠点を置くIron Gate Studioが開発するヴァイキングサバイバルゲーム『Valheim』について、販売本数の500万本突破を発表した。
2月25日に400万本を突破(参考記事)したことを発表してから、わずか1週間でさらに100万本を売り上げたことになる。2月2日に発売されてから1ヶ月で、ほぼ500万本という驚異的な売り上げとなった。全プレイヤーの総プレイ時間は1万5000年を超え、レビュー数は12万件を超えてSteam歴代39番目のレビュー数だという。
『Valheim』は北欧神話とヴァイキング文化をテーマにしたサバイバルゲームだ。プレイヤーはオーディンの作った10番目の世界「Valheim」へと送り出されたとあるヴァイキングとして、その地で生き延びながらオーディンの敵と戦うために力を蓄えることになる。
最大10人までのマルチプレイにも対応し、プレイヤー同士で戦ったり、一緒にオーディンの敵と戦うために協力することができる。
ゲームプレイは『マインクラフト』のようなサンドボックスゲームとなっており、ゲーム中の多くは木を切ったり、石を拾ったりと採集を行う。手に入れた素材はより強い武器や防具を作ったり、便利なアイテムを作ることに使える。
戦闘にも力が入れられており、棍棒や槍、剣といったそれぞれ能力の違うさまざまな武器が登場。敵の攻撃をちょうどよくガードして体勢を崩し、クリティカルダメージを与えるアクションゲームらしい戦闘が楽しめる。
ボスを倒すという目標はあるが、ゲームでプレイヤーは何をやるのも自由だ。『マインクラフト』のようなサンドボックスゲームなので、プレイヤーの発想次第でさまざまな楽しみ方ができる。
巨大な滑走路から海に向かって船で飛び出し、なぜかトランポリンのように跳ね回ったり、スピードランに精を出したり、ほかのゲームを再現したりと、ヴァイキングとはあまり関係のないことをしてもいい。
『Valheim』はSteamに配信中。早期アクセスを経て値段が上がる可能性も示唆されている。かなりオススメのゲームなので、興味があれば是非挑戦してみて欲しい。
ライター/古嶋誉幸