ゲームパブリッシャー(販売元)のAssemble Entertainmentは、Gentlymad Studiosの開発するサバイバル都市運営シミュレーションゲーム『Endzone – A World Apart』を正式にリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本語にも対応しており、価格は2570円。3月26日(金)までの期間はローンチセールとして35%オフの1670円で購入できる。
『Endzone – A World Apart』はテロリストの手によって世界中の原発が破壊され地上が死の荒野となった未来が舞台。地下シェルター「エンドゾーン」に逃げ込むことができたわずかな人類は150年にわたる地下での生活を終え、ついに地上進出を目指す。プレイヤーはそんな人類を導き、放射能、汚染雨、極端な気候変動に満ちた非常に厳しい環境を乗り越えて再び反映を取り戻さなければならない。
マップには動的に変化する気温と放射線が設定されている。寒すぎれば住民は凍え、熱すぎれば渇きに見舞われるだろう。放射線の見えない恐怖から住人を守り通すのも指導者の役目だ。活性炭フィルターを使って水から放射性物質を取り除き、降り注ぐ放射性物質を防ぐために畑に屋根を作るなど、さまざまな方法で放射能を土地から取り除く。
また、周期的に訪れる干ばつや放射性物質をまき散らし家屋を破壊する巨大な砂嵐など、大災害も発生する。必ず訪れる災害に備え、食料や水の備蓄も欠かせない。常に先を読んで人々を守ることが指導者には求められる。苦難ばかりの地上生活だが、時には崩壊を生き延びた前時代の遺物が見つかることもある。遠征隊を結成し、廃虚や見捨てられた土地を探索して有用なものを手に入れよう。
最新のアップデートでは「レイダース」が追加された。地上を生き延びた荒くれ者集団で、5つの部族が存在している。彼らは定期的にやってきてはさまざまな資源を要求してくる。物資を与えておとなしく帰ってもらうか、あるいは武器を手に徹底的に抗戦するかはプレイヤーの自由だ。
早期アクセス開始から1年、12のメジャーアップデート、20のパッチ、100の新機能とミッションを追加してついに正式リリースとなった。すでに4万本を売り上げ、2400件以上のレビューが投稿されている。最新100件の評価の平均値は「非常に好評」と、総合的な評価も上昇している。
核戦争後のハードな都市運営シミュレーションに興味があれば、セール中に購入を検討してほしい。
ライター/古嶋誉幸