ハッピーミールは、旅情ミステリーADVシリーズ最新作の開発支援を募るクラウドファンディングを「CAMPFIRE」にて開始した。目標金額は300万円で、期間は6月7日(月)まで。Nintendo Switch版からマルチプラットフォーム展開で制作しており、2022年春の発売を目標としている。
本作は、2019年に発売された第1作『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』、2020年に発売された『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』に続く、旅情ミステリーADVシリーズの第3弾だ。
舞台は「九州地方のどこか」となり、大長編だった前作『凍える銀鈴花』と比べて、物語内容の濃さを保ちつつ展開のテンポ感やゲーム性もアップさせた、よりバランスの良い2時間ドラマを体現する。
キャラクターデザインは荒井清和氏、ゲーム開発はハッピーミールが担当、配信をフライハイワークスが手掛ける。さらに脚本にゲーム番組『ゲームセンターCX』の放送作家であり、『勇者ああああ』、レトロゲーム風のドット絵でミステリードラマを再現した『霹靂の群青歌留多』の脚本を担当した岐部昌幸氏が制作に参加する。
なおシナリオ原案は、これまでのシリーズを手掛けた臣ヤスユキ氏を中心にメインスタッフで構築済みで、いつでも制作開始ができる体制になっているという。
今回のクラウドファンディングでは、支援金額が500万円が越えるとNintendo Switch版のパッケージ版が制作、800万円を超えるとミステリー案内シリーズのキャラクターが登場するスピンオフ作品を制作する。また「and more」となっており、他にも何かストレッチゴールを考えているようだ。
なお本クラウドファンディングは、<All-or-Nothing方式>で実施。目標金額に満たない場合、残念ながら計画の実行およびリターンのお届けはないとのこと。プロジェクトのリターンの詳細はクラウドファンディングのページを確認して欲しい。
旅情ミステリーADVシリーズ最新作をプレイしたい、アドベンチャーゲームを応援したいという人は、プロジェクトを支援してみてはいかがだろうか。
ライター/福山幸司