いま読まれている記事

旅情ミステリーADVシリーズ最新作のクラウドファンディングが開始。『偽りの黒真珠』『 凍える銀鈴花』に続くファミコン風ADV第3弾

article-thumbnail-210430g

 ハッピーミールは、旅情ミステリーADVシリーズ最新作の開発支援を募るクラウドファンディングを「CAMPFIRE」にて開始した。目標金額は300万円で、期間は6月7日(月)まで。Nintendo Switch版からマルチプラットフォーム展開で制作しており、2022年春の発売を目標としている。

旅情ミステリーADVシリーズ最新作のクラウドファンディングが開始。『偽りの黒真珠』『 凍える銀鈴花』に続くファミコン風ADV第3弾_001
(画像は偽りの黒真珠、 凍える銀鈴花に続くファミコン風ADVゲームの第3弾をつくりたい! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)より)

 本作は、2019年に発売された第1作『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』、2020年に発売された『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』に続く、旅情ミステリーADVシリーズの第3弾だ。

 舞台は「九州地方のどこか」となり、大長編だった前作『凍える銀鈴花』と比べて、物語内容の濃さを保ちつつ展開のテンポ感やゲーム性もアップさせた、よりバランスの良い2時間ドラマを体現する。

 キャラクターデザインは荒井清和氏、ゲーム開発はハッピーミールが担当、配信をフライハイワークスが手掛ける。さらに脚本にゲーム番組『ゲームセンターCX』の放送作家であり、『勇者ああああ』、レトロゲーム風のドット絵でミステリードラマを再現した『霹靂の群青歌留多』の脚本を担当した岐部昌幸氏が制作に参加する。

 なおシナリオ原案は、これまでのシリーズを手掛けた臣ヤスユキ氏を中心にメインスタッフで構築済みで、いつでも制作開始ができる体制になっているという。

旅情ミステリーADVシリーズ最新作のクラウドファンディングが開始。『偽りの黒真珠』『 凍える銀鈴花』に続くファミコン風ADV第3弾_002
(画像は偽りの黒真珠、 凍える銀鈴花に続くファミコン風ADVゲームの第3弾をつくりたい! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)より)
旅情ミステリーADVシリーズ最新作のクラウドファンディングが開始。『偽りの黒真珠』『 凍える銀鈴花』に続くファミコン風ADV第3弾_003
(画像は偽りの黒真珠、 凍える銀鈴花に続くファミコン風ADVゲームの第3弾をつくりたい! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)より)
旅情ミステリーADVシリーズ最新作のクラウドファンディングが開始。『偽りの黒真珠』『 凍える銀鈴花』に続くファミコン風ADV第3弾_004
(画像は偽りの黒真珠、 凍える銀鈴花に続くファミコン風ADVゲームの第3弾をつくりたい! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)より)

 今回のクラウドファンディングでは、支援金額が500万円が越えるとNintendo Switch版のパッケージ版が制作、800万円を超えるとミステリー案内シリーズのキャラクターが登場するスピンオフ作品を制作する。また「and more」となっており、他にも何かストレッチゴールを考えているようだ。

 なお本クラウドファンディングは、<All-or-Nothing方式>で実施。目標金額に満たない場合、残念ながら計画の実行およびリターンのお届けはないとのこと。プロジェクトのリターンの詳細はクラウドファンディングのページを確認して欲しい。

 旅情ミステリーADVシリーズ最新作をプレイしたい、アドベンチャーゲームを応援したいという人は、プロジェクトを支援してみてはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
旅情ミステリーADVシリーズ最新作のクラウドファンディングが開始。『偽りの黒真珠』『 凍える銀鈴花』に続くファミコン風ADV第3弾_005
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ