ゲームのオンライン家庭教師サービスを展開する株式会社ゲムトレは、355人の小学生へ聞いたゲーム実況系YouTuberとゲームタイトルの人気調査に関する結果を公表した。
株式会社ゲムトレは、集中力や情報処理、コミュニケーションなどの能力を向上させる“習い事”としてのゲームをオンライン家庭教師の形式で広めている。公式サイトの表記によればトレーナーは採用率10%以下で、全国大会や世界大会の経験者が在籍しているという。
今回公開されたアンケートによると、小学生の間で人気のゲーム実況系YouTuberはHikakinGamesを筆頭に、まいぜんシスターズやれじぇくんなどのチャンネルが視聴されている。全体的には『フォートナイト』をプレイしている実況者の人気が高まる傾向にあるようだ。
また、昨年に実施された同様のアンケート結果と比較した際には、狩野英孝さんなどの芸能人によるゲーム実況動画・配信が一定の人気を獲得したことも示されている。
さらに、遊んでいるゲームタイトルの質問でも『フォートナイト』が昨年に続いて一番人気を維持。このほかには『マインクラフト』、『あつまれ どうぶつの森』など、交流や創作の要素を含んだ作品が昨年から引き続き人気を集める結果となった。
アンケート結果について、広報担当者は「新型コロナウイルスによる友人関係の希薄化がオンラインゲームによって緩和されている」との推測から「この1年で子どもたちは自宅でゲームをする時間が増え、同時に親御さんは、自宅でお子さんとコミュニケーションを取る時間も増えたのではないか」と締めくくっている。
小学生の子どもがいる親御さんは、ぜひ今回のアンケート結果をコミュニケーションやプレゼントの材料として活用してみるとよいだろう。
ライター/ヨシムネ