Devolver Digitalは、一人称視点アクションゲーム『Phantom Abyss』の早期アクセスを日本時間6月23日(水)にSteamで開始すると発表した。日本語対応で価格は未発表だ。
『Phantom Abyss』は即死トラップ満載の神殿をお宝目指して走り回る一人称視点アクションゲームだ。ムチをフックロープのように使ってジャンプでは届かない場所に登り、無数のトラップをかわしながら先を目指す。『インディー・ジョーンズ』の世界をゲームにしたような作品だ。
ステージはランダム生成で、先に何があるのか分からない。加えて、死ぬか途中で脱出すれば二度とそのステージには入れない。初見殺しのようなトラップに殺されないためには、自分のアクションスキル以上に「他者の死に様」が重要になる。
本作は非同期型マルチプレイを採用。誰かが死ねばそのプレイは「ゴースト」として保存される。後に続くプレイヤーは先に死んだプレイヤーの死に様を見て、先に潜む危険を見いだすのだ。
ひとつの神殿は最奥にあるお宝を誰かが手に入れた時点でほかのプレイヤーは入れなくなる。プレイヤーが入れるのは、だれも攻略していない神殿ということになる。つまり、最後は自分の力でその先にあるトラップを回避できなければ、誰かのヒントと化してしまう。
できるだけ早く神殿に挑まなければ誰かに攻略されてしまうかもしれない。しかし、だれよりも早く挑むと先に何があるのかまったく分からない。なお、死んでしまった場合はコードをほかのプレイヤーに教えれば同じ神殿に挑んでもらうことができる。後を託すのも立派な冒険家だろう。
『Phantom Abyss』は6月23日(水)にSteamで早期アクセスを開始する。見逃したくない方は、Steamのウィッシュリストに入れて発売を待ってほしい。