個人開発者のAchamoth氏は触手育成&放置アドベンチャーゲーム『触手を売る店』を6月30日20時より、App Store/Google Play ストアにて配信を開始した。価格は無料。
『触手を売る店』は、放置すると発生する奇妙な「触手」を育成し、時に共食いさせ、薬屋に納品することを中心としたゲームだ。
黒社会や新興宗教の類など、様々な事情を持つ者が暮らす“城砦地区”を舞台に、プレーヤーは土くれ人形となり、触手を納品するともらえるアイテム“霊酒”を使って触手育成を効率化したり、はたまた“式神”を召喚したりして物語を読み進めていく。
本作は、開発者のAchamoth氏がUnityでのプログラミング、グラフィック、BGM、シナリオなどすべてを一人で手掛けている。九龍城をイメージさせる、混沌として妖しい東洋風の世界観も魅力的だ。
また、Achamoth氏は本作のほかに『ALTERADIO』など個性的なフリーゲームを公開している。氏のウェブサイトからプレイできるため、気になる人はチェックしてみるといいだろう。
プレスリリース全文は以下の通り
【アジアン×ゴシック×触手育成】
九龍城のような混沌都市で、触手を共食い厳選!
放置育成アドベンチャー『触手を売る店』配信インディーゲーム開発者「Achamoth」は6月30日、触手育成&放置アドベンチャー『触手を売る店』を配信開始しました。iOS、Android向けスマートフォンゲームとなります。
ここは薬屋が支配する、廃墟の底の湖。
あなたは土くれ人形となって、
片目の少年、星と共に触手のお世話を命じられます。爛れたネオンの灯り、配管と脈打つ植物の根。増殖したようにそびえる建築物の底……『触手を売る店』は、廃墟の底の湖で触手を育てて売る放置育成アプリゲームです。
湖に勝手に生えてくる触手を収穫、共食いさせて合成、希少な触手を生み出して薬屋に納品しましょう。対価としてもらえる霊酒を使って、式神を召喚して物語を読み進めたり、御神木様をレベルアップさせて触手育成を効率化したりできます。
めざせ、触手と物語の完全蒐集!
■登場人物紹介
店主
薬屋の主。漢方の類と、願いに効くという不思議な生き物を売っている。見た目に反して俗っぽく、拝金主義。商売上手で取引・接客をひとりでこなすが、子供に対してのみ何かを問うような思わせぶりな態度を取る。星(シン)
湖のほとりに佇む片目の少年。他人と感情を共有する精神感応者。能力の為に疲れ切っており不貞腐れたような言動をするが根は素直で、優しい一面も見せる。式神を扱うことが出来、10人の子供たちの探索を命じられる。土くれ人形
プレイヤーの分身。店主が作った魔法の人形で、片目になにか埋まっているらしい。むせかえるようなアジアンゴシックの世界。
ここは一度入ったら出られない都市《城砦地区》。■ゲームシステム&場面紹介
物語の舞台となる《城砦地区》は迷宮のように入り組んでおり、黒社会や新興宗教の類、夜市場やナイトクラブ、違法住宅などが存在。様々な事情を持つ者が暮らしています。
ようこそ、廃墟の底の湖へ。
湖から生えてきた触手はタップで収穫。
育成に特別な操作は必要ありません。触手は勝手に生えてきて、勝手に成長します。もし時間があれば、成長中の触手をタップしてみましょう。
他の触手を共食いさせると、より希少な触手に変化します。育てて、食わせて、収穫して、触手図鑑を完成させましょう。
その薬屋では願いを叶える、不思議な生き物が売っている。
収穫した触手は店主に納品しましょう。触手の評価に応じて霊酒と交換してくれます。
店頭ではお話もできます。店主の様子はゲームが進むごとにちょっとずつ変わっていきます。霊酒は、湖中央でうごめく御神木様に与えることができます。御神木様をレベルアップさせると触手の数や成長スピードが上がり、効率的に触手を集められるようになります。
けれど、悪い子は近寄ってはいけない。
人でないものに変えられてしまうから。開けてはいけない地下室の鉄扉を開けてしまった土くれ人形。10人の悪い子たちが逃げ出してしまいます。
霊酒で式神を召喚し、10人の子供たちのゆくえを追いましょう。
奇妙な都市で巻き起こる、ねじれた不思議な物語を見守ってください。
■ゲーム情報
タイトル名 :『触手を売る店』
ジャンル :触手育成&放置アドベンチャー
プレイ人数 :1人
話数 :全28話
配信時期 :2020年6月30日
対応OS :iOS11以上、Android7.0以上
AppStore :https://apps.apple.com/us/app/触手を売る店/id1566776846?itsct=apps_box_link&itscg=30200
Googleplaystore:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.Achamoth.ShopOfTentacle&hl=ja
開発元 :Achamoth (https://twitter.com/Achamoth_cr)
連絡先 :achamoth.haru@gmail.com■開発元情報
Achamoth(アカモート)
宇都宮市在住の個人ゲーム開発者。独学でゲーム制作に取り組み、グラフィックやBGM制作、プログラミングをひとりで全て行う。2016年よりユースカルチャーを題材にしたフリーのADVゲームを公開後、受賞を経てインディーゲームに移行。2019年東京ゲームショウや2020年ビットサミット外伝に出展。ロック音楽やサブカルチャー、映画をこよなく愛し、それらをルーツに持った作品作りをしている。ゲーム公式サイト:https://shoptentacles.wordpress.com
作者サイト:http://achamoth.games