いま読まれている記事

ラジオ番組『アフター6ジャンクション』に鳥嶋和彦氏のゲスト出演が決定。11月18日の放送で『クロノ・トリガー』と『Vジャンプ』が築いた時代を語る

article-thumbnail-211115j

 TBSラジオによるカルチャー情報番組『アフター6ジャンクション』にて、11月18日(木)に特集「クロノ・トリガーとVジャンプの時代」を放送する予定が明かされた。編集者の鳥嶋和彦氏をゲストに迎え、インタビュー形式で同作の歴史的な背景に迫るという。インタビュアーを担うのは、創作ボードゲームを販売する「ドロッセルマイヤーズ」代表の渡辺範明氏だ。

 『アフター6ジャンクション』は、平日の18時から21時にかけ放送される人気帯番組。ヒップホップグループ「ライムスター」宇多丸氏がパーソナリティを務め、各日ごとに異なるアナウンサーが曜日パートナーとして出演する。

 毎週木曜日には、極度の“ゲーム好き”として知られる宇内梨沙アナが出演することから、ゲームにまつわる特集がたびたび取り上げられている。また、2021年2月4日には弊誌編集長のTAITAIも登壇し、「よいゲーム記事とは何か?」というテーマでトークを行った。

 そんな木曜のゲーム特集で恒例となっているのが、渡辺氏による不定期企画『国産RPGクロニクル』だ。これまで過去5回にわたって展開され、『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』といった日本の名作RPGを中心に、シリーズの魅力や当時の時代背景を深堀りしてきた。

 6回目となる今回は「特別編」と題し、1995年に発売された『クロノ・トリガー』をピックアップ。同作は『ドラゴンボール』などの人気マンガを手がけた鳥山明氏によるキャラクターデザインが見どころのひとつだが、その鳥山氏の連載を『週刊少年ジャンプ』で担当していた編集者こそが“マシリト”こと鳥嶋氏である。

ラジオ番組『アフター6ジャンクション』に鳥嶋和彦氏のゲスト出演が決定。11月18日の放送で『クロノ・トリガー』と『Vジャンプ』が築いた時代を語る_001
(画像はスクウェア・エニックス『クロノ・トリガー』公式ページより)
ラジオ番組『アフター6ジャンクション』に鳥嶋和彦氏のゲスト出演が決定。11月18日の放送で『クロノ・トリガー』と『Vジャンプ』が築いた時代を語る_002
鳥嶋氏

 鳥嶋氏は『Vジャンプ』を立ち上げたのちに同誌の初代編集長を務め、攻略情報や特集記事などの掲載を通じて『クロノ・トリガー』と密接な関わりを築いてきた人物だ。渡辺氏もスクウェア・エニックスでゲームプロデューサーとして活躍していた経歴を持つ点などから、両者ならではのエピソードや核心を突くやり取りの登場に期待が高まる。

ラジオ番組『アフター6ジャンクション』に鳥嶋和彦氏のゲスト出演が決定。11月18日の放送で『クロノ・トリガー』と『Vジャンプ』が築いた時代を語る_003
2021年9月30日の放送回で『真・女神転生』シリーズを語る渡辺氏。最新作『真・女神転生V』のレビューを弊誌で執筆したライター・hamatsu氏も、この解説で同シリーズの魅力に目覚めたという。その旨は先日の番組内でも紹介いただいた(画像は『アフター6ジャンクション』公式サイトより)

 同特集は11月18日(木)の20時から20時50分にかけて放送を予定。視聴はTBSラジオのほか、放送後にラジオクラウドやポッドキャスト、Spotifyなどの各種音声配信サービスでも聴くことができる。

【あわせて読みたい】

【全文公開】伝説の漫画編集者マシリトはゲーム業界でも偉人だった! 鳥嶋和彦が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガー」誕生秘話

彼の編集者人生は数々の伝説に彩られている。新人賞にかすりもしなかった新人漫画家・鳥山明を一から育て上げ、何百枚にも及ぶボツ原稿を出したあげくに、『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』などの名作をタッグで世に送り出した。一体、伝説の漫画編集者とゲーム業界との関わりはどんなものだったのか? 

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年4月25日21時~2024年4月25日22時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ