セガは、12月26日に「『シン・クロニクル』開発レターLIVE #02」をYouTubeにて放送し、『シン・クロニクル』の開発状況の報告や最新情報を公開した。
番組では、本作の総合ディレクターの松永純氏とディレクターの小林久志氏が出演し、本作の「キャラクター」や「精霊」の魅力を紹介した。
『シン・クロニクル』とは
『シン・クロニクル』は、2013年にリリースした『チェインクロニクル』の後継作品。続編ではなく、まったく新しい世界と物語、ゲームシステムを採用する最新作となる。2022年の春に配信を予定している。
舞台となるのは、滅びが約束された「ヘルドラ」という世界。世界の真ん中に巨大な奈落が開いており、そこから際限なく化け物が湧き続けている。人類は巨大な壁で奈落を囲い、騎士団「境界騎士」を組織して人々を守っている。プレイヤーはこの境界騎士に所属している新人の騎士として、物語をつむぎだす。
特徴的なのは物語に「決断」が迫られるシステムが搭載されており、この決断はやり直すことができずプレイヤーごとに自分だけの物語が描かれるという。
改修項目の開発進捗
情報番組では、最初にクローズドβテストの意見を受けての改修内容を発表し、ドラマシーンのボイスの追加、ゲーム内の一部の使用フォントの調整、演出時間の改修、武器の連続強化機能を実装を報告した。
またリザルト画面でのスキップ機能の導入や、バトルのAUTOプレイのオプション項目の追加や、AUTOプレイ時のAIの行動パターンの改修などを発表した。
なお以前のTwitterの開発進捗の報告では、「オーバードライブ演出のスキップ」という項目をつけることを報告したが、検討の末に取りやめることになったとのこと。
完全に演出をスキップするのは「結果的にプレイ時の気持ちよさを減じることにつながるだろうと判断いたしました」とのことで、しっかりとオーバードライブ演出を気持ちよく改修していく方向性で調整したいとしている。
境界騎士団の活動を支えるキャラクターたち
続いてキャラクターの紹介コーナーとなり、キャラクタービジュアルが公開された。また声優は正式発表となる。それぞれのキャラクターと演者は以下の通り。
鍛冶師トバルカ:今井麻美さん
精霊を従えるヘルドラ:雨宮天さん
商人アフェランドラ:内田彩さん
踊り子フロリッサ:佐倉綾音さん
これらのキャラクターは、鍛冶屋で武器を強化してくれたり、ショップでアイテムを売ってくれたりして、冒険を支えるキャラクターたちだ。
ともに奈落を歩む境界騎士たち
次に第一界層酒場で仲間となり、主人公とともに奈落を歩むキャラクターのイラストやアートワークが紹介された。
境界騎士紹介ククルーシ:小岩井ことりさん
境界騎士紹介エスメラルダ&アルデガルド:潘めぐみさん
境界騎士紹介グノウ:木村良平さん
境界騎士紹介ガラハッド:杉田智和さん
本作はNPA氏を中心にイラストがデザインされているが、今回、発表されたのは参加イラストレーターのmono氏によるもの。
またガラハッドのみ、クレタ氏の描きおろしキャラクターとなり、クローズドβテストでは実装していなかったキャラクターとなる。ガラハッドは、バトルでは、HPと防御力に優れたいわゆるタンクという個性を持っており、「正義の盾」という技で、自身に防御バリアを張る技を持っているとのこと。
境界騎士たちに力を貸す精霊たち
また本作に登場する精霊の役割が明らかになった。精霊は「奈落の脅威と戦う人類に力を貸す、超常的存在」という謎の存在で、隊員の体に宿ることで、力を与えらるとのこと。
HPや攻撃力が増したり、特殊なアビリティを付与したり、精霊が一定まで成長すると、パーティ全体への「加護」を発揮する。今回は以下の精霊のイラストが公開された。
精霊のデザインも多くのデザイナーが参画しており、基本のデザインラインはainezu氏と話して決めているとのこと。ほかにも竜徹氏、芳久氏、ひと和氏などがデザインを担当する。
イラスト投稿キャンペーン&感想投稿キャンペーン
また『シン・クロニクル』を盛り上げる企画として、ファンアートのイラスト投稿キャンペーンを2022年1月16日(日)まで開催中だ。
ハッシュタグ「#シンクログ」を付けて、『シン・クロニクル』をテーマにしたイラストをTwitter にて投稿し、「#シンクログ」を付けて投稿したイラストはキャンペーンページに集約されるとのこと。
また感想投稿キャンペーンを12月28日(火)まで行い、公式Twitterアカウントを「フォロー」と「#シンクロニクル開発レター」で、オリジナルネックストラップが抽選で100名にプレゼントする。また「フォロー」&「該当のツイート」をリツイートで「ハーゲンダッツ ギフト券」が抽選で200名にプレゼンする。
番組では『チェインクロニクル』の無料11連ガチャが引ける「レジェンドフェス」などの年末年始に行われている催しも紹介されていたので、詳しくは番組を確認してみて欲しい。