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『フォートナイト』全収益をウクライナへの人道支援に充てる取り組みに約43億円が1日で集まる。2週間にわたって展開し、期間中の売上を国連の関係団体などに寄付へ

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 Epic Gamesは3月21日(月)、『フォートナイト』を通じて展開中のウクライナへの人道支援を目的に売上を充当する取り組みにおいて、開始から1日で3600万ドル(約43億円)を集めたことを明らかにした。

 同社は3月20日(日)、運営を手がけるバトルロイヤル型シューティングゲーム『フォートナイト』について、4月3日(日)までの2週間の全収益を戦争状態にあるウクライナへの人道支援に充てると発表。食料や必需品、法的サポートなどの緊急援助を現地向けに行う各団体に対し、支援金を送付すると伝えた。

 当座の支援対象となるのは、「DIRECT RELIEF」「国連児童基金(UNICEF)」「国際連合世界食糧計画(UNWFP)」「国連UNHCR協会 – 国連難民高等弁務官事務所」の4団体。集まった資金を元に、Epic Games側で送付先を決定する。公式ページの記述によれば、今後さらに多くの団体が追加される予定だという。

 支援金に充てられるのは、V-Bucksパックキャラクターコスチュームなど実際の通貨で購入された有料コンテンツだ。ゲーム内通貨の「V-Bucks」を使用した購入は対象外となっている。また小売販売店での購入分についても、期間内にゲーム内で引き換えられた場合は対象となるほか、サブスクリプション費用の加入や更新における収益も同様に含まれるとのこと。

 なお本取り組みにはマイクロソフトも協力しており、Microsoft Storeでの『フォートナイト』関連コンテンツにおいても、期間中の純売上額すべてがウクライナへの人道支援に充てられる。

 同作では「オーバーシールド」などの要素が追加された新シーズン「チャプター3 – シーズン2: レジスタンス」が20日より開始されたばかり。プレイヤーたちの注目が集まっていることから、期間内の売上額にも少なくない影響を及ぼすことだろう。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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