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ヤマハによる世界初公開のライディングシミュレーターなどを展示する「SF プロトタイピング展」が4月9日より開催決定。『鉄騎』のコクピットを現代技術でリビルドした作品も

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 有限会社PROTOTYPEは3月25日(金)、体験型展覧会「SF プロトタイピング展」4月9日(土)から30日(土)にかけて開催すると発表した。

 PROTOTYPEは、VR、AR、MRデバイスを用いた開発や開発支援、インタラクティブコンテンツや映像の制作などを行っている企業である。今回、羽田イノベーションシティに新設されたスタジオ「HANGER-B」の初めての催しとして、上述の体験型展覧会を実施するという。

 展覧会にはXRヘッドセットを使用し、実車に近い操作感で疾走を実現したバイクシミュレーター「GODSPEED」や、モータースポーツをデジタル化するプロジェクト「FUTURE RACE」の概念試作が登場。また、ヤマハからは世界初公開となるライディングシミュレーター「MOTOLATOR」などが出展される。

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 そして、工業製品のパーツを組み合わせるスタイルで世界的評価を確立する美術家、池内啓人氏によるヘッドセット、コクピット作品も展示。こちらのコクピットは、2002年に発売されたゲーム『鉄騎』に用いられたものを2022年のテクノロジーでリビルドしたものとなるようだ。

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 「SF プロトタイピング展」は4月9日(土)より、羽田イノベーションシティ ZONE-K [HANGER-B]にて開催される。入場は無料だが、日時を指定する予約制となるようだ。詳細については以下のリリースや、公式サイトを参照されたい。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


「SFプロトタイピング展」を羽田イノベーションシティにて開催(4/9〜30)

〜 Sci-fiからバックキャストした実践的プロトタイピングの体験型展覧会〜

PROTOTYPE Inc.は、Sci-fiからバックキャストした実践的プロトタイピングの体験型展覧会「SFプロトタイピング展」を2022年4月9日(土)〜30日(土)に開催致します。

【URL】https://www.proto-type.jp/

SFプロトタイピング展詳細

羽田イノベーションシティに新設されたスタジオ「HANGER-B」のこけら落としとして、Sci-fiからバックキャストした実践的プロトタイピングの体験型展覧会を開催いたします。

PROTOTYPE Inc.による二輪型MRシミュレーター[GODSPEED]、モータースポーツをデジタル化し世界を変えるプロジェクト[FUTURE RACE]の概念試作展示、YAMAHAによる世界初公開のライディングシミュレーター[MOTOLATOR]、”人とマシンが共響するパーソナルモビリティ”をめざした概念検証実験EVモデル[MOTOROiD] の展示、BALENCIAGA 2022 春コレクションキャンペーンビジュアルなどで世界的評価を確立する美術家・池内啓人によるヘッドセット作品など、充実のラインナップでお迎えいたします。

展示作品

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GODSPEED XR(PROTOTYPE Inc.)

PROTOTYPE Inc.が開発しているバイクシミュレーター「GODSPEED」。今回はシリーズ初のXR ヘッドセットを使用したシミュレーターを開発。センシング技術・連動したシミュレーションアプリケーションにより、実車に近い操作感で疾走を実現しています。

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FUTURE RACE(PROTOTYPE Inc.)

「モータースポーツをデジタル化する」
未来のレースはどうなるかを想像し、誰でも楽しむことができる「FUTURE RACE」を提案します。

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MOTOROiD(モトロイド/ヤマハ発動機株式会社)

“人とマシンが共響するパーソナルモビリティ”をめざした概念検証実験EVモデル。人機官能に基づく新しい感動体験の創出を目的に、”アンリシュード・プロトタイプ”(UNLEASHED PROTOTYPE; 常識からの解放)をコンセプトに開発されました。

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MOTOLATOR(モトレーター/ヤマハ発動機株式会社/世界初公開)

モーターサイクルの開発で想定すべき多種多様な環境をデザインラボで再現するためにつくられたライディングシミュレーター。

人機官能に基づくアイディアを素早く体感できることから、さまざまなテストに活用されています。

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ヘッドセット(池内啓人)

既製品のプラモデルや工業製品のパーツを組み合わせ、本来あるイメージから卓越、そのものへ全く新しい価値を与えるIKEUCHI。大学卒業時、本人のパソコンと模型をあわせたジオラマ作品の制作を切っ掛けに生まれた IKEUCHIのスタイルは、現在では主にスーツやヘッドセット、そしてガジェットなど、身に着ける工業製品をベースに制作するかたちに進化し、そのポテンシャルを常に追求し続けています。

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TYPE00R(PROTOTYPE Inc.・池内啓人)

PROTOTYPE Inc.と池内啓人による、2022年のテクノロジーを使用したコクピット作品。

出展者

・ PROTOTYPE Inc.(https://www.proto-type.jp/

・ヤマハ発動機株式会社(https://global.yamaha-motor.com/jp/

・池内啓人(https://ikeuchiproducts.com/

【「SFプロトタイピング展」実施概要】

イベント名:SFプロトタイピング展

開催日:2022年4月9日(土)〜30日(土)

会場名:羽田イノベーションシティ ZONE-K [HANGER-B]

アクセス:〒144-0041 東京都大田区羽田空港1丁目1番4号京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋」直結

入場無料:日時指定予約制

https://www.proto-type.jp/

PROTOTYPE Inc.について

『試装』をミッションとし、SF世界からバックキャストした先鋭的な研究開発に取り組んでいます。ソリューション提案からデザイン、開発、空間演出、制作までをワンストップで行うことが可能です。特にインタラクティブなコンテンツ制作や映像制作には定評があり、デバイス連携による環境制御(照明、プロジェクション映像等)やインスタレーションプロダクト化なども取り組んでいます。

羽田イノベーションシティについて

羽田空港第3ターミナルから1駅の「天空橋」駅に直結する「HANEDA INNOVATION CITY」は、敷地面積5.9ha、延床面積が13万m²を超える大規模複合施設。

「先端」と「文化」の2つをまちのコア産業として、商業・オフィスをはじめ、多くの特徴的な機能を内包した、未来志向の新たな体験や価値に出会える場所です。

世界をリードする国際産業拠点として、多彩なジャパンカルチャーを発信拠点として、このまちに集まってくるあらゆる人たちへイノベーションを提供していきます。

https://haneda-innovation-city.com/

【会社概要】

会社名:PROTOTYPE Inc.

所在地:〒144-0041 東京都大田区羽田空港1丁目1番4号 HICity zone K104・105・106

代表者:渡辺光章

設立:2004年

URL:https://www.proto-type.jp/

事業内容:

・イベント展示や科学館等のインタラクティブコンテンツの開発

・ VR, AR, MR デバイスを用いた開発・企業の試作開発支援

・モーターサイクルを使用したデジタルコンテンツ

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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