アニメ『うる星やつら』製作委員会は4月7日(木)、テレビアニメ『うる星やつら』の完全新作について、内田真礼さんが演じる「三宅しのぶ」と宮野真守さんによる「面堂終太郎」の声を解禁するティザー映像の第2弾を公開した。本作はフジテレビ系列における木曜日の深夜アニメ枠“ノイタミナ”で2022年に放送する予定。また、本作は高橋留美子氏による原作漫画からエピソードを厳選して4クールで展開される。
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小学館の『週刊少年サンデー』で刊行された漫画版の原作『うる星やつら』は、ガールハントを趣味とする高校生「諸星あたる」と地球外から突如としてやってきた鬼族の女の子「ラム」を中心に、舞台となる架空の町「友引町」や宇宙などの場所を選ばず繰り広げられる、いわゆる“ドタバタ”の表現がふさわしいラブコメディー作品である。完全新作アニメとしての本作は2022年の元日にいきなり発表され、神谷浩史さんがあたる役を務め、上坂すみれさんがラムを担当することが明らかとなっている。
本発表にあわせて、公式サイトでは内田さんと宮野さんのコメントも公開されている。あたるのクラスメイトかつ幼なじみとして、周囲の面々に振り回されるしのぶの魅力と役を演じるにあたっての心構えを聞かれた内田さんは「やはり皆さんの頭の中にしのぶのイメージもあると思いますので、前作を意識しながら新しくしのぶ像を作っていけたらと思っています。」とコメント。「彼女が振り回されているのを楽しみながら演じていけたら」と意気込みを述べている。
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一方、宮野さんは財閥の跡取り息子でありながら徐々に化けの皮がはがれていく面白いキャラクターの面堂について、神谷明さんによるイメージが自らのなかに刷り込まれているとの前提を語ったうえで「改めて作品を見たのですが、面堂は知性とおバカと上品と下品を兼ね備えた絶妙なキャラクターなんです(笑)。神谷明さんの面堂をリスペクトしつつ、僕なりの面堂に辿り着かなければならないなと思っています」とコメントしていた。