Mojangは現地時間の4月19日(火)、統合版『マインクラフト』の最新アップデートとなる「1.18.30」を配信開始した。
本アップデートでは、新たなレンダリングエンジンである「RenderDragon」がWindows 10(x86)、Nintendo Switch、スマートフォン(iOS、Android)で利用可能となった。新たなグラフィックエンジンに統合することで、将来的なパフォーマンスと安定性の向上にくわえ、今後実装される新機能をより簡単に追加できるという。
また、64ビットシードを使用したワールドの作成が可能となり、こちらのシードはJava版と共有できる。満腹度についてもJava版にあわせた調整が行われ、ダッシュや泳ぎの際にも正しく消費する一方、ジャンプ時の消耗は減少しているようだ。
ダメージ計算にも手がくわえられ、被ダメージ時にはJava版と同様にカメラが揺れる演出を採用。一部のアーマーの装甲値や保護エンチャントの軽減率、敵モブの攻撃のダメージ数値なども細かく変更されている。
そして、実験的な機能として不気味な「Deep Dark」バイオームと、そこに秘められた「古代都市」、新たなクリーチャー「Warden」などが実装。くわえて「1.19」アップデートにて追加される予定である「SpectatorMode」の初期機能も収録された。
これらはいずれも開発中のコンテンツのため、今後のアップデートにおいて仕様が変更される可能性がある。また、いくつもの問題を抱えており、ゲームのクラッシュを引き起こしたり、今後のアップデートで機能しなくなってしまう場合があるという。
An in-progress version of Spectator Mode is included in Bedrock 1.18.30, but we don’t recommend relying on this in-development feature right now. Click the link to learn about all the other important changes and improvements implemented in 1.18.30:https://t.co/wjopkRJ1hr
— Minecraft (@Minecraft) April 19, 2022
『マインクラフト』の最新アップデート「1.18.30」の詳細については、公式ニュースを参照されたい。