コナミデジタルエンタテインメントは7月11日、遊戯王OCG/TCGをデジタルカードゲーム化したオンラインゲーム『遊戯王 マスターデュエル』の追加アップデートを行った。
今回のアップデートの目玉となるのは、セレクションパック「ワンダリング・トラベラーズ」の追加だ。
紙環境を大きく動かした、《アラメシアの儀》から呼び出される《勇者トークン》を起点にさまざまな展開を作っていく「勇者」テーマのほか、特殊召喚に頼らずにアドバンス召喚で勝利への道を旅するテーマ「ふわんだりぃず」が追加された。既存のテーマでは、寿司を握って戦うテーマ「軍貫」に念願の追加ネタ《超弩級軍貫-うに型二番艦》などが登場。ほかにも、「魔鍵」、「マシンナーズ」、「イビルツイン」といったテーマに新カードが入るなど、盛りだくさんの内容となっている。
なお「勇者」テーマのキーカードであり、かつての紙環境に大きな影響を与えた《アラメシアの儀》と《聖殿の水遣い》はマスターデュエルでは初の「登場時から準制限」(2枚しかデッキに入れることができない)での実装となる。その強力さゆえに、そのまま実装された際にはかつての紙環境の再現とならないかが危ぶまれていた「勇者」だが、この制限のおかげで比較的安心して対戦に臨めるだろう。
また、新ストラクチャーデッキとして「ドラゴンメイド・トゥ・オーダー」も実装。人間態とドラゴン態とを切り替えて戦う人気の「ドラゴンメイド」テーマの構築済みデッキで、このデッキを組む際には必須と言われているURカード《天球の聖刻印》もあらかじめ収録された、コストパフォーマンスの高い内容となっている。
またこれに合わせて「ドラゴンメイド」のプロテクターやアイコン、さらには初の豪華版メイトとなるデラックスメイト「ドラゴンメイド・ラドリー」も追加。デュエル中に別の姿に代わる特別なメイトということで、気になる方は是非その姿をゲーム中で確かめてみてほしい。
そのほかには、ショップの追加アクセサリとして、ヒーローが戦うにふさわしい舞台をイメージしたデュエルフィールド「夜の摩天楼」が追加。さらにはソロモードにも新ゲート「SPデッキチャレンジ2」が追加され、クリアすることで《E・HERO エアーマン》のメイトなどを報酬として手に入れることができるようになっている。こちらは「HERO」使いには見逃せない内容だ。
さらに今回の実装に合わせて、お得なジェム割引セールも復活。追加された強力なカードやアクセサリをお得に手に入れるチャンスとなっている。
『遊戯王 マスターデュエル』はPC(Steam)、Nintendo Switch、PS4、PS5、XBOX ONE、Xbox Series X / S、iOS、Androidで配信中。基本プレイ料は無料。
注目カードの実装だけでなく、これまでになく豪華な内容となった今回のアップデート。決闘者としての魂が昂ってきた方は、『遊戯王 マスターデュエル』でデュエルの腕を試してみてはいかがだろうか。