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フィンランドの「サウナ」を体験する謎のホラーゲーム『Sauna2000』のSteamストアページが公開。水風呂ではなく恐怖で整うゼロ年代リバイバル型サウナ、夏の伝統的なお祭りも楽しめる

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 インディーゲームスタジオの靄Moya Horrorは8月29日、ホラーゲーム『Sauna2000』Steamストアページを公開した。あわせて、本作の新たな体験版をitch.ioにて10月14日に発売すると発表した。

『Sauna2000』のSteamストアページが公開。フィンランドのサウナホラーゲーム_001
(画像は Sauna2000 Wishlist trailer EEK3 2022 – YouTubeより)

 『Sauna2000』はレトロな3DCGでフィンランドのサウナを楽しめるサウナシミュレーターであり、ミステリーホラーゲームだ。

 ゲームの舞台は2000年の夏、フィンランド中心部の小さな湖畔の町「ムフヴィヤルヴィ」。主人公は真夏にサウナを温め、冷たいビールを飲むというシンプルな計画を立てていたが、車をヘラジカにぶつけてしまう。さらにコテージは何者かに荒らされてしまっていた。

 そこで主人公はなんとか心の平穏を取り戻し、ひとまずご近所さんの夏至のお祭りを手伝うこととなる。悲惨な導入で幕を開ける本作だが、ゲームをとおしてプレイヤーは夏休みらしいアクティビティを楽しめる。

 薪を割り、お湯を沸かして楽しむサウナは勿論のこと、夏至祭では冷たい飲み物やビール、BBガン、ダーツ、魚釣り、ポラロイド写真、さらにはフィンランド伝統の長靴投げ大会に挑戦することも可能だ。

 夏祭りやサウナのほか、正品版では30人以上のボイス付きNPCが実装され、それぞれのストーリーが展開される予定だ。プレイヤーの選択肢次第で結末が変化するシナリオも楽しめる。フィンランドに訪れる予定がない方は、ぜひ本作でフィンランドのサウナやサマーバケーションを満喫しよう。

 ホラーシナリオの詳細は不明だが、ホラー要素は強制ではなく、任意に参加できるコンテンツとなっている。トレーラーでは不気味で髪の長い幽霊の様なキャラクターが登場しており、コミカルな夏を描写するパートとのギャップで思わず整いそうだ。本編では同キャラクターの正体にも注目だ。

 なお、本作は開発中のゲームをリリースするアーリーアクセス版としてリリースを予定している。アーリーアクセス版はほとんどのコア機能が搭載されるものの、登場するNPCの数が10人程度であったり、マルチエンディングは搭載されないバージョンとなるという。

『Sauna2000』のSteamストアページが公開。フィンランドのサウナホラーゲーム_008
(画像はSteam:Sauna2000より)

 興味がある読者は、本作をSteamのウィッシュリストに登録し、開発スタジオである靄Moya HorrorのTwitterをチェックして発売を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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