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断崖絶壁にそびえる町や有毒な霧で満ちた雲海を探検するゲーム『断崖のカルム』Steamストアページが公開。「殺生をすると死に至る病にかかる」雲海を身を隠しながら進む

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 開発元の洞窟ペンギンクラブは9月4日(日)、ゲーム『断崖のカルム』のSteamストアページを公開した。

 本作は断崖絶壁にあるふしぎな町「カルム」を舞台とした探索アドベンチャーゲーム。もともとは「NONOHARA WORKS」のチーム名で開発を進めており、7月30日(土)から開催された「asobu INDIE SHOWCASE 2022」にも出展された。

 ゲーム中では小さな集落に住んでいた雲海猟師見習いの主人公が、とある理由からあこがれの町「カルム」を訪れその謎を解き明かしていく物語を描く。

 人間や獣人、キノコ族などが住む町の暖かみある雰囲気が魅力のひとつ。また、住人の行動や町並みがゲーム内時間にあわせてシームレスに移り変わり、さまざまな表情を見せてくれる演出も持ち味となっているようだ。

 プレイヤーは町を探索し、マップに点在するアイテムを集めてギミックやパズルを解くことで行動範囲を広げていく。店の経営が行き詰った店主や人生に迷いが出てきたエッセイスト、娯楽に飢えた子どもたちなど、多様な種族の個性豊かな住民たちとは世間話をしたり、時には助け合うことで物語を進めることができるという。

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(画像はSteam『断崖のカルム』販売ページより)

 そして崖下には晴れることのない有毒な霧で満ちた雲海があり、「雲海猟師見習い」の主人公は防霧マスクを装着して探索に臨む。探索中は時間制限が課せられるほか、雲海の中で殺生をすると死に至る病にかかってしまうため、基本的には雲海生物から身を隠して進んでいくことが推奨されている。

 それでも他に方法がないときは「竿」「ダンゴ」で獲物をおびき寄せて気絶させたり、道具を駆使して脅威から身を守ったりと、緊急手段を講じる必要も生まれてくる。ストアページの記述によれば「ほっこり”だけじゃない”」とされており、シビアな体験も味わえる作品となることがうかがえる。

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(画像はSteam『断崖のカルム』販売ページより)

 『断崖のカルム』は2024年末の発売を予定しており、公式サイトの情報によれば対応プラットフォームはNintendo SwitchとPC(Steam)となる。開発の中心を担うクリエイター・埜々原氏のYouTubeチャンネルでは開発中の映像も複数公開されているので、興味を持たれた方はこちらもチェックしてみてはいかがだろうか。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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