MyDearestによる新作VRゲーム『ディスクロニア: クロノスオルタネイト』が、ついに9月23日(金)に発売を開始する。
本作は『東京クロノス』や『ALTDEUS: Beyond Chronos』などのVRタイトルと世界設定を共有する「クロノスユニバース」の最新作にあたる。舞台となるのは「犯罪発生率0.001%」を謳う楽園のような海上都市。プレイヤーは監察官「ハル・サイオン」となり“起こるはずのなかった殺人事件” の解決のため奔走することとなる。
主人公「ハル」は左手で触れたものから過去にダイブし、持ち主の過去の記憶を追体験する能力を持つ。運命が分岐する瞬間、その行動に干渉すれば過去を書き換えることも可能だ。7日後の都市崩壊が予知された中で未来を変えるため、ハルはこの力をふるって事件の真相に近づいていく。
VR空間上では移動はもちろんのこと、周囲に存在するオブジェクトを掴み投げるようなアクションも可能。自分を狙い撃とうとする者から身を隠したり、オブジェクトを動かして謎解きを突破したりと、さまざまな形でゲームプレイに取り入れられている。
そして9月15日(木)から18日(日)の期間で開催された「東京ゲームショウ2022」のMyDearest/イザナギゲームズブースには、本作の先行体験版が出展。作中に登場する研究室をイメージしたスペースとなっており、スタッフの方も白衣風のユニフォームで統一した近未来的な空間が広がっていた。
壁面には主人公「ハル」やナビゲーターロボットの「リリィ」をはじめとするキャラクターたちが描かれた大型パネルも展示。体験版を遊んだプレイヤーに向けた特製ポストカードセットやDiscordコミュニティ「クロノスアジト」参加者向けのマルチステッカーなど、複数のプレゼント企画も行われていたようだ。
※画像は編集部で撮影したものです。
『ディスクロニア: クロノスオルタネイト』は、Meta Quest 2に向けたVR版の第1章が9月23日(金)に発売開始。その後、第2章が2022年冬以降、第3章が2023年春以降にリリース予定となっている。あわせて、2023年春以降にはフルエピソードを収録した非VR版もNintendo Switch向けに発売される見込みだ。
「日本のVRゲーム界のリーディングカンパニー」を自認するMyDearestがその高い技術力を生かし、映画の世界に入り込んだような体験をVR上で実現した作品となっている。まずはVR版の第1章から、ぜひ購入を検討されてみてはいかがだろうか。