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カラオケが舞台のホラーゲーム『ヒトカラ』のSteamストアページが公開。さびれた住宅街のカラオケ店を舞台に、ひとカラをする少女が恐怖に迫られる「チラズアート」の新作、6つのエンディングを用意

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 個人ゲーム開発チームのChilla’s Art(チラズアート)は10月31日、新作ホラーゲーム『ヒトカラ』Steamストアページを公開した。

 発売時期やゲームの詳細は明らかにされていないが、近日中に配信される予定だ。

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(画像はSteam:Chilla’s Art The Karaoke | ヒトカラ🎤より)

  『ヒトカラ』は、カラオケボックスが舞台のホラーゲーム。主人公は「ひとりカラオケ」をすべくカラオケボックスに来店した少女で、彼女が恐怖に迫られる様を描く。

 本作の詳細はほとんど明かされていないが、ストアページによるとリアル調のグラフィックで没入感のある恐怖体験が味わえる作品となる。

 また、VHSフィルムを意識したビジュアル日本のホラーから影響を受けた背景美術が登場し、6つのエンディングが用意されたサイコロジカルホラー作品とされている。なお、VHSのエフェクトはオプションからオンオフの切り替えが可能となる。

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(画像はSteam:Chilla’s Art The Karaoke | ヒトカラ🎤より)

 公開されているスクリーンショットを参照すると、本作の舞台は広い駐車場を備えた大型のカラオケだ。店舗内にはドリンクバーや壁面に飾られたミュージシャンのポスターが配置され、決してお洒落ではないおなじみのカラオケチェーン店の景色が再現されている。

 また、Steamストアページに掲載されたスクリーンショットにはカラオケ店内のみならず、夜の郊外の住宅街を思わせる画像も確認できる。ややさびれた住宅街には僅かに霧がかかっており、閑散とした夜の街の不気味さを味わえそうだ。

  本作を手掛けるチラズアートはアメリカ育ちの日本人の兄弟ふたりでゲームを制作する個人開発チームだ。日本ならではのコンビニや学校といったロケーションや都市伝説をモチーフとした作風の作品が多く、2019年9月に配信を開始した『赤マント』や2020年一月に配信した『雪女』で知られている。

 個人開発チームながら確保されたクオリティとコンスタントな作品のリリースペースを特徴としてお、Steamでは2018年から今日に至るまで20本以上の作品をリリースしている。

 今作のストアページの開設は、2022年の10月1日に配信開始した『地獄銭湯』の配信開始日から約1ヶ月後となっている。『地獄銭湯』も、その前作である『閉店事件』の配信開始日から約一か月で発表されており、チラズアートの驚異的な開発速度が伺えるだろう。

 興味がある読者はウィッシュリストに登録して発売を待とう。

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(画像はSteam:Chilla’s Art The Karaoke | ヒトカラ🎤より)
編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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