任天堂は11月8日(火)、2023年3月期の第2四半期(7月~9月)における決算を発表した。あわせて公開された説明資料のなかで、9月9日に発売された『スプラトゥーン3』がダウンロード版やプリインストール版の販売本数を含めて790万本の出荷本数を記録したことが明らかとなっている。
発表によると、2023年3月期の第2四半期は前年同期⽐で売上⾼が5.2%増となる6569億円、営業利益は0.2%増の2203億円となっている。また、前年同期比で36.5%増の3224億円となった経常利益については、前期末に⽐べて⼤幅な円安の推移をみせた関係から、764億円の為替差益が発⽣しているという。Nintendo Switch本体については半導体部品が不⾜するなどの影響もあり、出荷本数は前年同期⽐で19.2%減の668万台となった一方、販売本数は前年同期と同じ⽔準の台数を記録したようだ。
ソフトウェアについては4月発売の『Nintendo Switch Sports』が615万本、6月発売の『マリオストライカーズ バトルリーグ』が217万本の出荷を記録。『ゼノブレイド3』は海外での124万本を含めて172万本を記録したほか、前期以前から発売中の『マリオカート8 デラックス』や『星のカービィ ディスカバリー』も順調に本数を伸ばしている。
ゼノブレイド3の販売本数が国内48万本、海外124万本の合計172万本でした。おめでとうございます! pic.twitter.com/oOwCmTtU3e
— 齋藤将嗣 (@_saitomasatsugu) November 8, 2022
上記のほか、第2四半期における100万本以上の出荷を記録した自社作品は15タイトルとなっている。年末以降に向けては11月に『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』、翌年1月に『ファイアーエムブレム エンゲージ』、2月に『星のカービィ Wii デラックス』などの発売をそれぞれ予定しているようだ。