チラズアートは2月18日、「配信者」をテーマとする新作ホラーゲーム『パラソーシャル』を開発中であると発表し、Steamストアページを公開した。
対応プラットフォームはPC（Steam）で、ストアページの表記によると2023年内にリリース予定だ。
In development | 開発中
— Chilla's Art｜チラズアート (@ChillasArt) February 18, 2023
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『パラソーシャル』は『赤マント』や『雪女』を手掛ける独立系のゲーム開発チーム「チラズアート」が手掛ける新作のホラーゲームだ。今作の詳細は未だ明らかにされていないが、メインビジュアルやスクリーンショットを参照すると「配信者」が恐怖に見舞われる作品になると推測される。
スクリーンショットでは、デュアルモニターやゲーミングチェアを携えた個室、配信者が住まうようなマンション「チラズレジデンス」、マンション周辺と思しき路地などが描かれている。今作もチラズアートが手掛けた作品と同様の形式であれば、各スポットを探索して進行するゲームとなるだろう。
（画像はSteam：[Chilla’s Art] Parasocial | パラソーシャルより）
また、日本のホラー映画から影響を受けた環境アートを携えており、精神的恐怖を描くサイコホラーな作風を採用。VHS風のフィルター機能やオートセーブ機能も用意される。さらに、ゲームはプレイヤーの行動により物語が分岐するマルチエンディング形式となるそうだ。
（画像はSteam：[Chilla’s Art] Parasocial | パラソーシャルより）
本作を手掛けるチラズアートはアメリカ育ちの日本人の兄弟ふたりでゲームを制作する個人開発チームだ。個人開発でありながら一定のクオリティを維持しつつ素早いペースで作品を提供する点が特徴と言える。
チラズアートが2018年より23本の作品を配信していることや、今作の発表が前作『ヒトカラ』の発売から約二週間後であることからも、その脅威的な制作ペースが伺えるだろう。
興味がある読者は、Steamストアページにアクセスし発売を待とう。
