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任天堂が『レッキングクルー』に登場した敵キャラ「ブラッキー」を欧米での名称にあわせる形で「スパイク」に変更すると発表。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では、マリオとルイージの元上司として登場

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 任天堂は、パズル・アクションゲーム『レッキングクルー』に登場したキャラクター「ブラッキー」の名称を、「スパイク」に変更すると発表した。

 『レッキングクルー』は、1985年のファミコン向けのパズル・アクションゲーム。「Nintendo Switch Online ファミリーコンピュータ」向けに配信中だ。

 本作は、マリオとルイージがビルの解体屋となり、ステージごとの壁やハシゴなどを破壊していくゲームだ。そのなかに「ブラッキー」という敵キャラクターが立ちふさがる。見た目はマリオと少し似ており、茶色の服装が特徴だ。

 今回は、この「ブラッキー」の日本での名称が、欧米の名称「Spike」のカナ表記の「スパイク」に変更されるという。

「ブラッキー」を欧米での名称にあわせる形で「スパイク」に変更すると任天堂が発表_001
(画像はTwitterより)

 4月28日に日本で公開が予定されている映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では、「スパイク」がマリオとルイージの元上司として登場しており、声優はセバスティアン・マニスカルコさんが演じる。

「ブラッキー」を欧米での名称にあわせる形で「スパイク」に変更すると任天堂が発表_002
(画像はSuper Mario Bros. Plumbingより)

 映画では、スパイクの会社から独立してしまったマリオとルイージを恨んでおり、マリオとルイージが設立した配管工会社の公式サイトでは「マリオとルイージには忠誠心ってのものがない!!!」、「いつか痛い目を見るだろうよ!」と書き込みをしている。

 日本でも欧米と同じ名称になった「スパイク」だが、はたして映画ではどのように描かれるのか。映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、4月28日に公開予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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