任天堂は5月12日(金)、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売をNintendo Switch向けに開始した。前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』から続く続編であり、発売前からの注目も高かったが、日付けを超えてから深夜早朝にかけてTwitterのトレンドランキングを関連ワードが席巻するほどの話題となっている。
『ティアーズ オブ ザ キングダム』は2019年6月のE3にて続編として正式発表された。当初は『ブレス オブ ザ ワイルド』の追加コンテンツとして開発が進められていたものの、その規模の大きさから続編としてリリースされることが決定されたタイトルだ。前作のオープンワールドのハイラルをベースに、今作ではさらに「空島」と呼ばれる空中に浮かぶ島々が登場しており、地上と空に浮かぶ大陸を行き来する壮大な冒険を体験することができる。
前作の前評判もあり発表時からこの数年にわたり大きな期待を寄せられていた本作。Twitter上ではすでに数日前から『ティアーズ オブ ザ キングダム』関連のワードがたびたびトレンド入りする事態となっていたが、発売日を迎えた今日はTOP10をほぼ同作のキーワードが席巻した。「#ゼルダの伝説」や「#TearsOfTheKingdom」といった公式タグから「ティアキン」の略称、さらには前作の「ブレワイ」や大陸名の「ハイラル」などもランクインしている。
ゲーム内のアイテムやシステム名すらもトレンドとなっており、前作では物語冒頭で手に入ったが今回はどのような手段で手に入ったかと疑問が投げかけられている「パラセール」や、マップ上の物体同士をくっつけて構造物や乗り物にできる「ウルトラハンド」も話題になっているようだ。また、リアルタイムアタック(RTA、実時間でゲームを攻略する遊び方)にて前作で注目を集めたテクニック「口笛ダッシュ」もトレンドとなっており、今作では使用不可になったのではないかと一部攻略ユーザーの間で検証が進められている。
なお海外でも『ティアーズ オブ ザ キングダム』への注目はおおいに集まっており、海外メディアによるレビューでは主要メディアが軒並み100点満点や10点満点の評価を下し、はやくも今年のゲーム・オブ・ザ・イヤーと賞賛するユーザーも少なくない。レビュー集積サイトMetacriticにおける参考数値となる平均点「メタスコア」では、100点満点で96点のスコアを記事執筆時点で記録している。
国内外で高い評価と注目を浴び本日発売となった『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。本作は通常パッケージ版7920円、ダウンロード版7900円にて購入できる。また、9980円で対象ソフト2本が買えるニンテンドーカタログチケットにも対応している。