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「中世の写本」のようなビジュアルの謎解きゲーム『Pentiment』が日本語に対応。自身の学歴や出自に応じて技能を選択し、16世紀ドイツで巻き込まれた連続殺人事件を解決

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 Obsidian Entertainmentは5月26日、16世紀のドイツを舞台にしたミステリーアドベンチャーゲーム『Pentiment』の日本語に対応するアップデートを配信開始した。

 対応プラットフォームはPC(Steam、Microsoft Store)、Xbox One、Xbox Series X|Sで、Xbox Game Passにも対応。

 価格はいずれも税込でSteam版が2090円、Microsoft Store版は2100円となる。

『Pentiment』が日本語に対応。「中世の写本」のような謎解きゲーム_001

 『Pentiment』は中世の写本のようなアートワークが特徴のミステリーアドベンチャーゲームだ。物語の舞台は16世紀のドイツ・バイエルン。プレイヤーは職業画家のアンドレアス・マーラーとなり、装飾写本や木版画を完成させる過程で巻き込まれた25年越しの連続殺人事件の解決を目指していく。

 世界観は徹底して舞台設定に乗っ取り、住民との些細な会話に至るまで当時の文化を綿密に描くものとなっている。

『Pentiment』が日本語に対応。「中世の写本」のような謎解きゲーム_004

 また、作中ではしばしば主人公の学歴や出自を選択する場面が用意されており、プレイヤーが選択した出自に応じて作中で行える行動や扱える言語が変化する。事件の捜査の選択肢は広く、修道院の墓地で僧侶の死体を掘り起こして調べるといったスリリングな調査も可能だ。

『Pentiment』が日本語に対応。「中世の写本」のような謎解きゲーム_007

 さらに、物語の舞台となる16世紀のヨーロッパは宗教や政治が著しく変化する時代であり、行動に応じて数世紀にわたる未来にも影響を与える仕様となる。自らの選択に応じて変化していく物語を楽しめそうだ。

 ついに日本語でプレイ可能となった本作。興味がある読者はぜひプレイして16世紀のドイツを堪能しよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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