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『将太の寿司』の「あ‥‥」コマだけの神経衰弱が販売へ。将太の「あ‥‥」を投稿し続けた謎のInstagramアカウントから作者・寺沢大介氏が着想を得る

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 漫画家の寺沢大介氏は7月19日、同氏が手がける漫画作品『将太の寿司』より、主人公・将太が「あ‥‥」と驚くコマだけを集めた神経衰弱を「コミティア145」にて発売すると発表した。

 コミティア145は東京ビッグサイト東4・5・6ホールにて、9月3日(日)11時から開催される。寺沢大介氏のブースは東5ホール「て30b」となる。

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(画像は寺沢大介氏のTwitterアカウントより)

 漫画『将太の寿司』は、『ミスター味っ子』などを手がけた寺沢大介氏がマガジンSPECIAL、週刊少年マガジンにて1992年より連載を開始した料理漫画だ。

 物語は寿司屋の息子である中学生の主人公・関口将太がとあるきっかけで東京の名店「鳳寿司」にて修行をすることとなり、「寿司職人コンクール」にて強敵と「寿司」にまつわる勝負をしながら成長していく様を描いていく。

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(画像は『将太の寿司(1)』(寺沢 大介)|講談社コミックプラスより)

 このたび販売される“将太の寿司「あ‥‥」神経衰弱”は、その名の通り同作の主人公・将太が「あ‥‥」と驚き、気づきを得るコマのみを収録した神経衰弱だ。

 本商品のアイデアは『将太の寿司』にて将太が「あ‥‥」と驚くコマのみを収集し投稿するInstagramの非公式アカウント「関口 将太」から着想を得ているという。

 同アカウントは2020年の三月に作中のシャリのみにフォーカスした画像で投稿をはじめ、『将太の寿司』第1話から「あ‥‥」の記録を投稿している。同年の4月25日からはキャプションにて話数のみならず「あ‥‥」の切っ掛けも掲載しており、2020年の11月7日には『将太の寿司』における「あ‥‥」のカウントを終えている。


 以後、『将太の寿司〜全国大会編〜』の記録も開始。『将太の寿司2』においては一度も将太の「あ‥‥」が登場しなかったことを2021年5月に残し、将太の「あ‥‥」に関する全てをインスタグラム上にアーカイブしたアカウントとなっている。

 くわえて、Instagramのハイライト機能により“将太以外の「あ‥‥」”もラインナップ。アカウントを観覧すれば、投稿主が持つ凄みと「あ‥‥」への熱意を感じられるだろう。

 
 
 
 
 
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 つまり、この度販売される神経衰弱は、ファンによる一見狂気的な活動を作者である寺沢大介氏が公式に引用するかたちとなっている。

 『将太の寿司』のファンや、Instagramアカウント「関口 将太」が好きな方は、ぜひコミティアで“将太の寿司「あ‥‥」神経衰弱”を手に入れてみてはいかがだろうか。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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