台湾で使われている交通系ICカードに、なんと『ハリー・ポッター』の魔法世界のような杖型のものが登場した。杖をさっと一振りするだけで、魔法のように改札が開いてしまうのだ。
こちらの動画は7月2日、台湾のネットニュース「民視新聞網」が報じたもので、『ハリー・ポッター』に登場する魔法使いたちのように、杖をタッチすることで自動改札機を通れるようにしているもの。傍からみているとなんとも不思議だ。
これは「iPASS」という台湾で使用されている交通系ICカードで、台湾南部の高雄を中心に、交通機関のほか買い物などでも使用できるのだという。杖一本だけを忍ばせて移動に買い物に出かけていくなんて、ちょっとおしゃれ過ぎません??
子どもの頃に、そのへんで拾った木の枝を振り回しながら「アロホモラ!」とやったことのある人は決して筆者だけではないと思うのだが、そうした子どもの夢を叶えてくれる、まさしく魔法のようなアイテムとなっている。
こちらの商品はハリーの杖、ダンブルドアの杖の2種類があるほか、ハグリッドがプレゼントしてくれた誕生日ケーキ型なんてものもある。いずれも7月10日から受付を開始するとのことだ。
残念ながら日本からは購入することができないものの、もし今後台湾への旅行を検討している場合、これがあれば単なる電車移動がぐっと楽しくなるかもしれない。
ちなみに、日本ではこういった商品はまだ登場していないものの、日本における『ハリー・ポッター』の魔法ワールドオフィシャルグッズを扱う専門店「マホウドコロ」では、呪文の音声に反応して明かりを灯してくれる杖があったりする。日本でもこうした愉快でおしゃれな魔法グッズが増えてくると嬉しいものだ。