GCORES PUBLISHINGは、現在Inkfield Studioにて開発が進められている『STARVEIL PROTOCOL A.A.A.』が、日本語に対応することを発表した。18日にSteamのストアページ上で公表した。
同作はPC-98時代のレトロゲーム的なアートスタイルを強く意識したタイトルで、キャラクターデザインなどは特にその様相が強い。ストア上で公開されているスクリーンショットだけ見ると、フロッピーディスク5枚組の作品だと言われても信じそうなクオリティだ。
主人公は貿易星盟の大手商社であるENグループの執行官で、「戦闘特化型プロキシ」である秋海と共に、辺境セクターで起きたある事件の調査に向かことになるのだが、その途中に事故が起きて……というのが物語のあらすじ。レトロフューチャーな宇宙時代を舞台に、星々を股にかけた冒険に出ることになるようだ。
本作はテーブルトークRPGのように、ゲーム内のイベントに対する対処をキャラクターの持つスキルによってチェックし、その成否をダイスロールでチェックしていくというシステムになる。大まかに言えば、自由度の高さやプレイヤーごとのプレイ体験を多様にすることを意識しているようだ。
例えばゲーム内で発生する任務に対しては複数の方法で解決を可能にしたり、メインやサイドシナリオのほかにも様々なランダムイベントを用意するなどといったことを予定しているらしい。プレイヤーの選択次第でメインストリーの展開も分岐していき、様々なエンディングを迎えることができるという。
また、開発のINKFIELD公式Xアカウントによれば、京都で行われる『BitSummit Drift』に7月20日-21日の期間で参加し、本作のテストプレイを実施するとのこと。参加を予定している方にとってはリリース前のタイトルを試遊する貴重な機会になるだろう。
『スターヴェイル・プロトコル』が京都で開催されるインディーゲームショーの「Bitsummit Drift」でテストプレイを行います!
— INKFIELD (@INKFIELD_STUDIO) July 17, 2024
出展情報
日時:7/20-7/21
場所:
京都市勧業館1F
EV-08 機核発行ブース
BZ-03 COREBLAZERブース pic.twitter.com/N03d7fmgMV
現在のところ発売時期や価格などは未定。わからない点も多いが、前述したアートスタイルの完成度や、現状見える範囲の日本語訳も精度は高めと、かなり期待の持てそうな作品となっている。気になった方はSteamストアページをフォローして続報を待ってみてはいかがだろうか。